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安「どうぞ」
そういって助手席のドアを開けてくれる。紳士すぎない?
あ、運転席に安室さんがっ、
横顔しんどすぎない!?
安「何かついてます?」
「あ、いえ…」
安「そうですか?」
しばらくすると着いたのか安室さんが車を止め、またドアを開けてくれる。いや、もはや貴方は執事か!!
「素敵なお店ですね」
安「お酒の種類も多いんですよ」
それは楽しみだ。
中に入ってカウンター席に座る。
マスター「注文は?」
安「僕はバーボンのロックで」
「同じのを」
マスター「かしこまりました」
私の顔を見たときちょっと驚かれた気がしたけど、多分成人してるように見えなかったんだろうな…でもほら、安室さんがいるから…
マスター「お待たせしました」
安「ありがとうございます。乾杯」
「乾杯」
ゴクッ、と飲むと喉にじーんと来る、でもこれがたまらなくいい。
てか、これ美味しい。
安「僕のお気に入りです」
「さすがですねww」
安「Aさんは一人暮らし何ですか?」
「はい、両親はすでにいないので…」
安「っ、そうでしたか…」
「あぁ、気にしないで下さいね?安室さんは一人暮らしですか?彼女さんとかは?」
話をそらすために安室さんに話をふる。まぁ、いないの知ってるけど
安「一人暮らしです、いませんよ」
にこっと笑う安室さん。絶対すぐできるのにね〜
他愛もない話をしながら、結構飲んだ。まぁ、私お酒には強いから酔ってないし、安室さんも強いから最初の時と変わらない。
安「Aさん、とても強いんですね」
「遺伝ですかね?」
安「なるほど…」
いや、少し訂正しよう。どうやら安室さんはすこし酔ってるみたい。
普段ならしないような表情をしてる、悲しげで哀愁のある表情と瞳。
人は酔ったときと熱が出たときは弱くなるって聞いたことあるけど、どうやら安室さんも例外じゃないらしい
安「命って儚いですよね」
「…そうですね」
安室さんは自分の手元にあるグラスを見て言った。
安「…会いたいなぁ」
「……」
誰に、何て聞かなくても分かる。
彼が持っているグラスの中身は
スコッチ
あぁ、やっぱり私も酔ってるのかもしれない。涙腺が緩んできた。
「会えますよ」
安「え?」
「きっと、皆さんすぐそばにいますよ」
私は手に持ったグラスを見て呟いた。
××が好きなライが入ったグラスを。
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匿名 - あと、ところどころ誤字脱字が目立つので、一度読み直して修正した方がいいかもしれません。 (2020年7月30日 18時) (レス) id: a86b911970 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 哀ちゃんはコナンくんのことを「江戸川くん」と読んでいたはずです。 (2020年7月30日 18時) (レス) id: a86b911970 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - はじめまして、35話同じ警察学校に言ってたんだよ→行ってたんだよだと思います (2020年6月2日 0時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
rye(プロフ) - 28話のangelがanjel になってますよ (2019年10月19日 7時) (レス) id: 97b87e6f71 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - ストーカー……? 私だ 安室「逮捕します」うそん (2019年9月13日 20時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲-saki | 作成日時:2019年6月18日 18時