【銀魂】沖田くんと彼女さん7

282.ウインク ページ16

山崎side


山崎「(あぁ〜今日もたまさんは綺麗だ。)」


俺は万事屋の近くの電柱から暖簾をたまさんをかけているたまさんを見ていた。


俺はいったい何をやってるんだ。張り込みはもうとっくに終わってるだろう。

なのにこうして君を張り込んでしまっている。堂々と会うこともできずに..


A「たまさん、こんにちは。」


たま「こんにちは。」


沖田「旦那、もう来てる？」


たま「はい。」


店の中へと通されていく二人。えっ、何で沖田隊長とAさんがここに？


店に入る直前二人と目があった。めちゃくちゃ血走った目でウインクしている沖田隊長と両手でちっちゃくガッツポーズしてニコリと笑うAさん。


山崎「(バッ、バレたァァァァ！！世の中で一番バレたくない二人にバレたァァ！)」


沖田「大舟に乗ったつもりでいな。」


ちょっと待ってェェ！Aさんはともかくあんなウインクしてるヤツを信じられるか！


大舟どころかティッシュでできた舟に乗せるつもりかァァ、あのカップル俺を撃沈させて嘲笑うつもりかァァ！


俺は店の裏へとまわって窓から中を覗くことにした。

283.モブレター→←281.恋愛禁止？！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す