262.心も ページ36
Aside
A「..んっ..ここは..」
目が覚めると見知らぬ景色が広がっていた。大きな空き倉庫?のような感じ。そして拘束されているから動くことができない。
確か私は女の人を助けたような..そうだその後薬品のせいで眠らされたんだった。
それにあのとき助けた女性は紛れもなく私の姉だった。
A「(いったい何が起きてるの?)」
桐谷「やっとお目覚めですか。」
A「...桐谷大貴。」
桐谷「ご存知でしたか。」
A「まあね。それよりなんでお姉ちゃんが..」
桐谷「私が助けたから生きてるんですよ彼女は。まぁ、おとなしく言うことを聞いてもらうために催眠術はかけましたけどね。」
A「十年も?」
桐谷「十年もです。いやぁそれにしても長かった、まさか翠蘭華を手に入れるのにこんなに時間がかかるとは。」
A「残念だけど私は翠蘭華を持ってないわよ。」
桐谷「知ってますよ。ちゃんと3日後には紅音が持ってくる予定ですから。」
A「どうしてわざわざこんなことを?貴方なら私を拐わなくても良かったんじゃ..」
桐谷「確かに僕は翠蘭華が欲しい。でも手に入ればいいってもんじゃないんだよ。こういうのは主人ごと手に入れてこそなんだよ。」
A「はぁ..」
桐谷「僕は君の心も欲しいんだ。」
すりっと頬を撫でられて体がビクッと反応する。そんなにキザな台詞を言われても嫌気しかない。
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千穂(プロフ) - 夜月百合さん» 応援ありがとうございます!これからも面白いお話を書いていけるように頑張ります。お楽しみに! (2020年10月28日 23時) (レス) id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
夜月百合 - こんにちは!コメント失礼いたします。作品名に惹かれて最初からあっという間に読んでしまいました!内容の面白さだけでなく夢主が可愛くてファンになってしまいました!お体に気をつけて無理せず更新頑張ってください!長文失礼いたしました。 (2020年10月28日 12時) (レス) id: 6f08a16e98 (このIDを非表示/違反報告)
千穂(プロフ) - めんたいこさん» めちゃんこ嬉しいです、ありがとう!!こういうコメもらえると俄然やる気が出ます(笑)これからも頑張るね! (2020年10月5日 23時) (レス) id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
めんたいこ - 最初のシリーズからファンです!本当に面白いしキュンとしてます!忙しい中更新して下さったお話とっても面白いです!これからも頑張ってください (2020年10月5日 12時) (レス) id: b968dac3fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千穂 | 作成日時:2020年9月6日 21時