【銀魂】沖田くんと彼女さん6

238.ルンルン ページ11

Aside


予告状が届いてから3日目。私の身の周りに変化は特になかった。

強いて言うなら総悟がしつこいくらい一緒にいるような気がする。

いつもは私が起こしに行かないと起きないくせに最近は私が身支度しているうちには部屋にやってくるのだ。

私は総悟と事件を追って聞き込みをしたり見廻りをしたりと仕事を続けていた。
　
今は副長の部屋で仕事の報告中。

土方「事件に進展はあったか？」

A「どうやら攘夷志士が飴を売っているみたいなんだよね。あとは居場所をつきとめればなんとかなりそう..」

土方「さすがだな、よしっ、今日はもう仕事切り上げていいぞ。」

A「はーい。」

お兄ちゃんに褒められてちょっとだけテンションが上がった私。ルンルンと自室へ戻って行った...のはいいんだけど、


A「なんで総悟がいるの。」

沖田「随分と楽しそうだねィ。なんかありやした？」

A「質問の答えになってない。」

沖田「あァ、郵便物の中にザキからの報告書が紛れ込んでたんでねィ、持ってきやした。」

A「ありがとう。とりあえずお兄ちゃんの部屋で見てくるね。」


グイッ

A「えっ？」

手紙を受け取って部屋を出ようとしたら袖を掴まれる感覚。

沖田「まだ俺の質問に答えてやせんよね。」

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