42.馴れ初め篇�� ページ43
Aside
神楽「それで！それでサドはなんて言ったアルカ？！」
神楽ちゃんが興奮ぎみに身を乗り出しながら尋ねてくる。
A「えっとね...確か...惚れ？！ン
グッ」
突然後ろから誰かの手で口を塞がれた。
後ろを振り返ると....
沖田「そこまででィ。帰りやすよ。A｡」
神楽「今１番良いところなんだヨ。邪魔しないでほしいアル。」
沖田「そんなこたァ知ったこっちゃねーな。」
神楽「こっちはこの話始めてもう10話目なんだヨ！こんなに長くやってんのにいちばーんおいしいところが聞けないなんて、読んでくれてる人達が可哀想アル。」
沖田「だから知ったこっちゃねーって言ってんでィ。」
ガミガミと口喧嘩をし始める神楽ちゃんと総悟
それを止めようとする新八君、そして再びジャンプに目をおとす銀さん....もう話どころではなくなってしまい、結局神楽ちゃんが折れて「もういいアル。とっととA連れて帰れヨ。」の一言でお開きになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーおまけー
再び4年前ー
A「私も、ごめんなさい。もっとちゃんと考えて行動するべきだった。あと酷いこと言ったのに助けに来てくれてありがとう。」
沖田「そんなの当たり前だろィ。惚れた女一人守れねぇンじゃ、江戸になんか行けねーや。」
A「そっか.....って、えっ？」
今惚れた女って言った？えっ？誰それ？でもここにいる女なんて私だけだし.....
総悟の一言でプチパニックになった。慌てて頭を上げて総悟の顔を見るとほっぺがうっすら紅くなっていた。つられて私も紅くなる。
沖田「A。」
A「はっ、はいっ。」
沖田「俺ァ、お前のことが好きでィ。大事だから向こうに連れてくって、決めることができなかった。だから一旗あげるまで待ってて欲しいんでィ。」
A「私、待ってる。私はもっと強くならなくちゃいけないし。それに私も総悟のこと...その...すっ、好きだから」
お互いずっと一緒にいたのに今まで言えなかった「好き」の一言。やっとの思いで伝えたこの思い出は絶対に忘れることなんかできない、１ヶ月後、私たちは遠距離恋愛を始めることになる。もちろん不安なことはいっぱいある。
けれど私たち二人ならきっと乗り越えられるそんな気がした。
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千穂(プロフ) - ゆきさん» 感想ありがとうございます！応援して貰えると凄く励みになります。これからも更新頑張ります！ (2020年2月28日 14時) (
レス) id: d8b565e962 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！ いやぁ、この小説おもしろいですね。 つい、はまってしまいました(笑) いつも更新楽しみにしてます！ 頑張ってください！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: ecf57c3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千穂 | 作成日時：2020年1月18日 16時
