40.馴れ初め篇�� ページ41
沖田side
「助けて下さい！！お姉ちゃんが悪い男たちに捕まっちゃって....」
近藤「お姉ちゃん？それって君のお姉さんかい？」
「ちっ、違います！ここの道場に通ってる人です！僕のこと助けようとして...捕まったんです！」
ここの道場に通ってる女なんて一人しかいない。
俺は話を聞き終わる前に自分の竹刀を掴みとって走り出した。
土方「おいっ、総悟！一人で行ってどうすんだ。」
沖田「すまねぇ土方さん。これは俺の失態でィ、俺が片付けなきゃならねぇや。とりあえずそこのガキのこと頼みまさぁ。」
土方「.....わかった。」
どこに連れて行かれたのか、相手がどんな奴なのかもわからねぇが、とにかく片っ端から探していくことにした。
沖田「(お願いだから、無事でいてくれィ)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside
段々日が沈んでいくなか古い山小屋のようなところに連れてこられた。
小屋のなかには男たちの仲間と思われる人が数人ほど待機していた。
手足を縄で縛られて、大きめの柱にくくりつけられる。
A「...何が目的でこんなことしてるの」
男「あぁ？お前らが江戸に行くとか、調子のったこといってるから、お前を餌にみんな江戸に行けねぇようにしてやんだよ。」
そんなに上京の話は進んでいたのか。私なんてついさっき知ったばっかりなのに....
A「....私は置いてかれるの、だから誰もあんたの挑発にのって助けに来たりなんかしないわ...」
自分で言ってて悲しくなってくる。ずっと一緒にいた私よりも、ろくに知りもしないこんな奴等の方が先に聞いていたなんて....私のことなんてどうでもいいのかな。もし、盗み聞きしなかったら何も知らないまま置いてかれてたのかな。どんどんネガティブな方向に思考が傾いてきたその時ー
ドオォォォン！！
勢いよくドアが開かれたというか壊された。
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千穂(プロフ) - ゆきさん» 感想ありがとうございます！応援して貰えると凄く励みになります。これからも更新頑張ります！ (2020年2月28日 14時) (
レス) id: d8b565e962 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！ いやぁ、この小説おもしろいですね。 つい、はまってしまいました(笑) いつも更新楽しみにしてます！ 頑張ってください！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: ecf57c3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千穂 | 作成日時：2020年1月18日 16時
