39.馴れ初め篇�� ページ40
晃太side
お姉ちゃんに助けてもらって、全力で走って逃げる。お姉ちゃんは大丈夫って言ってたけど。絶対に大丈夫じゃない。それだけは僕にもわかった。
晃太「(...僕のせいで、お姉ちゃんが、捕まっちやったんだ。)」
じわりと目に涙が浮かんでくる。ほんとに僕は弱い。こんな時に何もできず人を見捨てるなんて....
どんどん涙が溢れてくるー
僕はゴシゴシと腕で涙を拭う。僕にできることがきっとある。考えるんだ。
晃太「(確か、道場がなんだとか言ってたな....)」
道場ならさっき寺子屋から逃げて来たときに見かけたな。
晃太「(そこに行けば、お姉ちゃんを助けてもらえるかも！)」
そして僕は道場にむかって走り続けた
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沖田side
意味がわからなかった。朝道場に行ったとたん、Aが大嫌いと言って道場をとびだしていった。すぐに追いかけたかったけど、ドSは打たれ弱いんでィ。しばらくその場で固まっていた。
近藤「トシ、Aほっといて大丈夫かな。」
土方「今追いかけてったところで、火に油注ぐだけだ。アイツなら頭冷えたら帰って来るだろ。」
お昼頃になってくると、だいぶ冷静になってきた。どうやら、Aは俺が話さなくちゃならねーことを聞いちまったらしい。それなら嫌われても俺の自業自得だよな。
沖田「(それにしてもアイツおせーな。)」
結局、夕方になってもAが帰ってくることはなかった。
「ーっ！あのっ！」
やっと帰ってきたと思ったら、Aではなく、ガキが一人突っ立ってた。
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千穂(プロフ) - ゆきさん» 感想ありがとうございます！応援して貰えると凄く励みになります。これからも更新頑張ります！ (2020年2月28日 14時) (
レス) id: d8b565e962 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！ いやぁ、この小説おもしろいですね。 つい、はまってしまいました(笑) いつも更新楽しみにしてます！ 頑張ってください！ (2020年2月26日 23時) (レス) id: ecf57c3ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千穂 | 作成日時：2020年1月18日 16時
