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あれから、ドストさんとは何回か会うようになった。
世間話をしたり、スイーツ食べたりと。
この前、話すだけじゃ面白くないかな、と思い、
トランプを持っていったがボロ負けした。
最後の一回はドストさん、わざと負けていたような感じだった。
私、トランプ遊びには自信があったのに…
·
高校からさっさと家に帰り、課題を終わらせた。
勉強は苦手だ。
だが後回しにしておくと
地獄を見るということは経験済み。
机にシャーペンを置き、
勉強をしている間に、風呂を沸かせていたので風呂に入る。
そして適当に寝間着に着替えて
·
夢の中、スマホのバイブ音が聞こえ、目が覚めた。
まだ微睡む視界の中、手探りでスマホを探しだす。
スマホの眩しさに思わず飛び上がるが、
目を細めながらなんとかラインを開いた。
ラインが一通。
見慣れた名前が書いてあった。
光に目が慣れ、読む。
もふもふさんAさん、今日いつもの場所で会えますか?
何でこんな朝早く?
いつもなら、お昼ぐらいにラインか電話をかけてくるのに。
疑問に思いながらも返答をする。
分かりました。🙆
またいつもの場所で!!
返答した後、時間を確かめる。
まだ、四時半だぁ。
スマホを机に置き
私はまた布団に潜り込んだ。
──遅刻しかけるまでがセット。
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作者名:わたあめ信者。 | 作者ホームページ:http://wataame
作成日時:2023年1月20日 20時