○○○の彼女は烏野マネで… (ページ31)

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てつろう…… ページ31

碧月side

黒尾「A！！」

私がてつろうの速さに勝てるわけもなく、つかまる。

『…うっ…ｸﾞｽ』

てつろうは何も言わずよしよしと慰めてくれた。
少し落ち着いてきた…やっぱりてつろうの中は落ち着く

黒尾「大丈夫だ、俺も研磨も夜久も烏野の奴らもみんなお前を信じてる。絶対証拠を掴んであいつが間違ってるってことを教えてやる、だからそれまでもう少しだけ頑張ってくれ。俺たちのそばにずっといろ。ごめんな…」

…いつもいつも私は助けてもらってばっかだね…
あの時も今回も…

『うん…』

…あぁ、疲れた。苦しいのが痛いのが少し和らいだ…

てつろうの腕の中で私は意識を飛ばした。

黒尾side

疲れたんだろう、俺の腕の中で眠ったA。
部屋に運ぶか…
正直、マネはみんな同じ部屋みたいだからあいつがいる部屋で寝かしたくないけど、仕方ない。
それにほかのマネもいるし、大丈夫だろ…多分。

部屋の前に行くと夜久と菅原くんがいた。

夜久「寝たのか」

菅原「相当疲れてたんだね」

黒尾「他の奴らは」

菅原「先生に集められて今大地が事情説明してる、1番頼れるのが大地だからね」

なるほど。確かに澤村くんがいいだろうな…
Aを布団に寝かせる、が顔色が良くないなぁ…大丈夫かな？

黒尾「もう、前と同じような思いはして欲しくなかったんだけどなぁ」

夜久「…」

菅原「…前にも同じようなことがあったの？」

夜久「親友だと思ってたヤツに裏切られたんだよ、やってもない罪を擦れつけられ全部Aのせいにされて…」

黒尾「それですごくつらそうな顔しててさ、俺たちはどうもしてやれなくてずっと考えてたの、今度こそはって。」

菅原「…なるほど。」