少女、二重人格につき取扱注意 (ページ40)

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個性婚ページ40

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マ「そろそろ時間だカウントいくぜエビバディセイヘイ！」

１０！

爆「銀髪！！」

『わかってる！』

９

轟くんが他に邪魔されないようにつくった氷の壁に触れ道を作る

爆「クソデクぁ！！」

８…７…６

爆豪くんがすぐに緑谷くんに向かっていくが緑谷くんの頭には何もついていない

５

『轟くんの方！！』

４

爆「(半分野郎か！)」

３…２

私も轟くんの氷を使ってハチマキを狙うが上鳴くんに防がれてしまう

１

マ「タイムアップ！」

轟くんに間に合わず爆豪くんはそのまま地面に落ちる

マ「早速上位４チーム見てみよか！！」

１位轟チーム

２位爆豪チーム

３位心操チーム

４位緑谷チーム

『(とりあえず)良かった』

爆「よくねえよ！！銀髪！俺が獲るのは完膚なきまでの1位なんだよ！！」

『(だから怖いって、、)』

切「まあ爆豪落ち着けって！」

爆豪くんは悔しそうだけど、とりあえず最終種目に進めることに安心する

マ「1時間ほど昼休憩挟んでから午後の部だぜ！」

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耳「Aどこいくの？」

『響香ちゃん、ちょっとお父さんに連絡したくて、、
先に食堂行ってて！』

耳「わかった席とっとくよ」

『ありがとう！』

皆が食堂に行く中、私はお父さんに電話するために1度外に出ようとすると爆豪くんが壁に寄りかかり立っていた

『爆豪くん……？』

爆「！静かにしろ」
『む！？』

爆豪くんに近づいていくと突然口を塞がれる

『(なに…？？)』

轟「個性婚知ってるよな」

『(この声は轟くん…？)』

どうやら入口の方で轟くんと緑谷くんが話しているところに出くわしてしまったみたいだった

緑「超常が起きてから第二〜第三世代間で問題になったやつ…」

轟「自身の個性をより強化して継がせるためだけに配偶者を選び…結婚を強いる

倫理観の欠落した全時代的発想

実績と金だけはある男だ…親父は母の親族を丸め込み
母の個性を手に入れた

記憶の中の母はいつも泣いている…

お前の左側が醜いと母は俺に煮え湯を浴びせた」

轟くんの過去の話に私は体が固まる

轟「ざっと話したが俺がお前につっかかんのは見返すためだ

クソ親父の個性なんざなくたって…いや…

使わず1番になることで奴を完全否定する」

『(見返すため、、)』