少女、二重人格につき取扱注意 (ページ32)

今日:11 hit、昨日:16 hit、合計:22,463 hit

煽り上手ページ32

その日の放課後

麗「何ごとだぁ！！？」

峰「出れねーじゃん！何しに来たんだよ」

放課後、帰ろうとするとＡ組の教室の前には多くの人だかりがいた

爆「敵情視察だろザコ。体育祭の前に見ときてえんだろ

意味ねェからどけモブ共」

飯「知らない人の事とりあえずモブって言うのやめなよ！」

『(ブレないなぁ、爆豪くん)』

群集を見て睨みをきかす爆豪くんをみて信念に対して真っ直ぐな人だなと感心する

そんな爆豪くんを見て紫の髪の人が人混みをかき分けて爆豪くんを煽り返している

心「体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって

その逆もまた然りらしいよ

敵情視察？少なくとも俺は調子のってっと足元ゴッソリすくっちゃうぞっつーーー

宣戦布告しに来たつもり」

(((この人も大胆不敵だな！！)))

周りの人の顔が引き攣る

鉄「隣のＢ組のモンだけどよぅ！

エラく調子づいちゃってんなオイ！！」

(((また不敵な人キタ！！)))

ザ・熱血！みたいな人に爆豪くんはもう何も言わずにそのまま人を押しのけて教室を出て行こうとするのを切島くんが止める

切「待てコラどうしてくれんだ

おめーのせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねえか！！」

爆「関係ねえよ」

切「はあーーーーー！？」

爆「上に上がりゃ関係ねえ」

振り返った爆豪くんの目はすごく真剣だった

切「くっ！シンプルで男らしいじゃねえか」
常「上か、、一理ある」
上「騙されんな！無駄に敵増やしただけだぞ！」

私はそのまま教室を出て行く爆豪くんの後ろについて行く

麗「Aちゃん！！行くん！？」

お茶子ちゃんに呼ばれて振り返る

『うん、爆豪くんについてけば道できるし』

爆「てめェ、クソ銀髪！俺を人よけにすんじゃねぇよ！」

『(クソがついた……)それに＿＿＿＿____

ヒーローになりたい。こんなとこで油売るくらいなら早く帰って鍛錬したいから』

ピシッ！！！

全体の空気が凍りつく

(((最後にとんでもない爆弾落としていった！！)))

私はそのまま爆豪くんを人よけにして外に出る

爆「おい銀髪、、、てめえの個性はなんだ」

『っ！、、、操作だよ』

あまり聞かれたくないことを聞かれ言葉に詰まる

爆「あ"ぁ"？それじゃねぇ個性の話をしてんだよ」

『私の個性は操作だけだよ』

爆「チッ」

変わらない私の答えを聞き、爆豪くんはそれ以上何も言わずに背中を向けて帰っていく