少女、二重人格につき取扱注意 (ページ15)

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轟くんとの相性ページ15

NO side

モニタールーム

オ「仲間を巻き込まず核兵器にもダメージを与えず
尚且つ敵も弱体化！」

切「最強じゃねェか！！」

生徒たちが圧倒的な轟の実力に驚く

上「ん？でも、葉桜の個性なら
轟にも勝てんじゃね、、、？」

八「轟さんは推薦入学者ですわ
それに勝る個性っていったい、、」

唯一、体力テストで葉桜の個性を間近で見た上鳴の言葉に
しゃがみ込んでいる葉桜に視線が集まる

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

轟「悪かったな」

歩きながら轟が核に近づく

轟「レベルが違いs……っ！！」

轟が核に触れようとした時
下から薄い氷の壁が現れる

『たしかにレベルが違うかもしれないけど、、、

轟くんにとって私は＿＿＿＿＿＿＿＿天敵かもね？』

さっきまでしゃがみ込んでいた葉桜の足は凍っておらず
床に手をつけて轟に不敵な笑みを浮かべていた

尾「そうか葉桜さんの個性！

(しゃがみ込んでマントにくるまってたのは轟に個性を使うのを悟らせないためだったのか、、！)」

『相手の個性を知らないのに、核に近づくのは不用意なんじゃない？

敵を目視したら全身凍らせるべきだったね
………その甘さが実戦では命取りになるよ

(敵は殺すことさえいとわないんだから＿＿＿＿)』

轟「お前も氷の個性か…？」

『敵に聞いても答えてくれないと思うよっ』

葉桜は地面の氷を触って轟に細かい氷を放つが
それを轟は氷で防ぐ

轟「ちがうな、、俺の氷を使ってんのか」

『轟くんが個性を使っても私の武器が増えるだけ

大きな氷は大事な核を傷つける事になるからやめた方がいいと思うし

＿＿＿＿_____退いて仲間呼んできたら？』

２人はそのまま睨みあう

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

モニタールーム

麗「うわぁ、操る個性なんや！Aちゃんすごい！」

切「推薦入学の轟を押してんぜ！！」

上「ほらな！言っただろ！！」

八「先を見据え、相手に悟らせない様に
寒さを装いしゃがみ込む一手、、、。」

オ「轟少年は確かに推薦で合格する実力者！
葉桜少女の個性は見方によっては無個性かもしれない
　
でも個性にも勿論相性がある！相性次第では大きな力も小さな力に、小さな力も大きな力になる！

だからこそ考えながら行動する事が大事なんだ！！」