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お兄ちゃん落ち 3。 ページ27

Aサイド


家の前についたとたん、急に緊張してきた。

大丈夫、とじぶんに言い聞かせる。

そのお陰か少し落ち着いてきた。

いきをととのえて家にはいる。

お兄ちゃんは今までにないくらい真剣な表情でこちらを見ていた。

『あのね、私から話させて欲しい。

私、お兄ちゃんが好きなんだ。恋愛の方で。

わかってるよ、兄弟だから。

叶わないんだよね?

わかってるよ、わかってるから。

気持ちだけ受け取って。』

お兄ちゃんはうなずいて、静かに話し出した。

莉「今から言うことは、信じられないかもしれない。

でも、真実を知って欲しい。

まず、隠しててごめん。

結論から言うと、

俺たちは偽物の兄弟なんだ___」

それからお兄ちゃんは、

嘘のようなことを話し出した。

私は養子ということ。

私は亡くなったりけんの本当の双子の姉の代わりとして

引き取られたということ。

だから私達は血が繋がっていないということ。

そして、

莉「俺も、Aが大好きなんだよ!恋愛の方で。

もし俺でよければ、付き合ってください!」

全部が夢物語みたいで、信じられなくて。

でも、ほっぺたをつねると痛い。

『うん。大好き。お兄ちゃんが大好きなんだよ!』

そういって、お兄ちゃんのきれいな顔に顔をちかづける。

ーチュッ

リップ音が静かに響く。

お兄ちゃんは真っ赤に染まっていた。

ようやく実感がわいてくる。

涙が出てくる。

それを見られたくなくて、お兄ちゃんを抱き締める。

安心する匂いに包まれて、幸せで。

このときがずっと続いてくれればいいのに。

そう思った。

家族から恋人に一歩レベルアップした、私とお兄ちゃん。

でも、なんだかな。

あんまり変わんないかも!

まあ、それが私達らしいか。

『ね、お兄ちゃん?』

莉「え?何?」

『なんでもなーい!』

ほらね。

私達は私達のスピードで、ゆっくり進んでいこう。

私とお兄ちゃんなら、どんなこともへーきだから!



作者
ごめんなさい。終わり方なぞです。
どんな感じでした?莉犬くん落ちは。
感想くれるとありがたいです!
それでは!

作者→←お兄ちゃん落ち 過去へん



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イエイ - あの、またリクエスト良いですか? ストプリメンバーで海に行ってみた!(莉犬くんとなーくん中心で)お願いします! (2019年8月19日 17時) (レス) id: c5e161472d (このIDを非表示/違反報告)
イエイ - 遅くなりましたが、書いてくださりありがとうございます! (2019年8月19日 8時) (レス) id: c5e161472d (このIDを非表示/違反報告)
さきいろ。(プロフ) - ありがとうございまぁぁぁぁぁす (2019年8月7日 15時) (レス) id: a889f8f804 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ(プロフ) - さきいろ。さん» よかったでぇぇぇす! (2019年8月7日 9時) (レス) id: 91423e107c (このIDを非表示/違反報告)
さきいろ。(プロフ) - キツネさん» そんなこと言われたら、嬉しいに決まってるやろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!←ごめんなさいふざけました。ありがとうございます。あれは本心です。 (2019年8月7日 8時) (レス) id: a889f8f804 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきいろ。 | 作成日時:2019年6月28日 20時

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