若き星は光る 3試合目

先輩 #20 ページ4

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キャンプが始まってからもう３週間ほど経った。


いつも通りグラウンドに出て、ベンチでグローブやバットの支度をしていると坂本君と目があった。



最初に言った様に、キャンプが始まって3週間経った。





しかし、坂本君とは挨拶でしか話したことがない。


自分から話しかけるべきなんやろーけど、ポジション違う、年齢違う(近いけど)、出身地違う。。




共通点がない！！！！←

やから、今みたいに目が合ったりしたら何となく気まずくなるのは当たり前。






『おはよう坂本君』


とりあえず挨拶しとこうと思い声をかけると、坂本君は少しだけ驚いたようだった。



坂「あっ、おはようございますっ！」


坂本君は俺の目を見て元気に答えてくれた。





『、、、坂本君、背でかいなぁ』


こうやって向かい合って喋ることがなくて気づかなかったが、坂本君は背がでかい。



後輩の方がでかいとは、なんたる屈辱。。。






坂「そんなっ、10cmくらいしか変わりませんよ！」


坂本君は俺をフォローしてくれようとするが、逆に傷がえぐられたわ。



180cmと170cm。この違いがわかるか？←←





『ありがとう笑 お互い練習は違うけど頑張ろーや！』


そう言って俺はストレッチをするため、グラウンドに出た。







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坂本side



朝、ベンチに顔を出すと出会ったのはAさん。


あの人はオーラが違うというか、話していいかと考えてしまった。





『おはよう坂本君』


Aさんはそう言って微笑した。思わず見惚れて、挨拶を返しそびれるところだった。



彼の笑顔は上品で、男性に対して初めて綺麗だと思った。




実際に話すと、その上品さの裏に少し幼さがあって可愛い。身長も小さいし←←





『ありがとう笑 お互い練習は違うけど頑張ろーや！』


最初とは違う、子供っぽいような笑顔を俺に向けて去っていったAさん。




生きてきて22年。俺は初めて男に惚れた。









今回はルーキーの坂本君です！！！
話し方が分からず、手探りな状態で書きました笑



当初の予定だったオースティンは、ちょっと英語で書くのがめんどかっt((殴





巨人の坂本さんと頭文字が同じなのですが、名前にするとベイスターズの伊藤裕季也と被ってしまう。。

なので、同時に登場することはないであろう巨人の坂本さんと同じにしました！！






ごちゃごちゃしちゃってごめんなさい、、

君だから #21→←責任 #44

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