38話 ページ8
ヤクルト戦を終えた二軍選手はロッカーで着替えている人がほとんどだった。
僕は試合を眺めていただけで汗をかいたわけもなく。暇だったのでグラウンドの整備士さんの手伝いをしていた。
ト「A！腕の様子見たいから、少しいいかな？」
トンボがけしていると、トレーナーさんが近づいてきてそう言った。
『分かりました。』
僕はトンボを整備士さんに預けてお礼を言った。整備楽しかった、、
トレーナーさんについて行くと、トレーニングルームに着いた。
ト「じゃあここに座ってね。」
そう言ってベンチに座ったトレーナーさんの隣に『失礼します。』と僕も腰掛けた。
僕が怪我をした方の腕を差し出すと、トレーナーさんは湿布を剥がして怪我の跡を見た。
『どうですか？』
ト「うん。だいぶ腫れが引いてきているし、大丈夫そうだね。痛い？」
トレーナーさんはぐっと少し怪我した部分に力を入れた。でもデットボールを受けた時よりも全然痛みはなかった。
『大丈夫です。もうすぐで復帰できますか？』
ト「そうだねぇ、、早くて2日くらいかな？」
あと2日、、あと2日！！！ 自分の中で湧き上がる歓喜を抑えながら『そうですか、、！！』と答えた。
ト「嬉しそうだね笑 Aがちゃんと我慢して安静にしてたから、早く治ったんだよ。」
「よく頑張った！」と言って、僕の頭を撫でるトレーナーさんの言葉に少し泣きそうになった。
トレーナーさんに挨拶をして、トレーニングルームを出た。
あとちょっとの辛抱！！僕は思わず鼻歌を歌いながら、部屋に向かった。
『〜〜♪』
少し弾みながら歩いていていると、ふと横から視線を感じた。
横を見ると、ちゃちゃ(上茶谷)がいた。
上「『あっ。』」
目が合うと同時に2人で声を漏らした。ちゃちゃは少し笑いながら焦った様子で、僕は顔が熱くなった。
『、、、見とった？』
上「たまたま笑 歩いとったらいたさかい。」
ちゃちゃにそう言われて、先程の自分を思い出した。 、、、死ぬほど恥ずかしい。
僕が手で顔を覆うと、ちゃちゃは「可愛かったで。」とフォローにならない言葉を言った。
『まじでそないな冗談ええで、、』
僕がそういった途端、体が一気に廊下の壁へ押し付けられて耳横らへんからドン！と言う音が聞こえた。
顔をおおっていた手を退けると、目の前はちゃちゃで背中は壁という状況。
いわゆる壁ドンというやつだ。
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にゃあ - 受験がんばってください！待ってます！良いお年を。 (2019年12月26日 13時) (
レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 続き、楽しみにしています！ (2019年12月22日 15時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - りあ。さん» 清宮選手が転んでしまったシーン、可愛かったので録画で何回も見ました(笑) 頑張ってください！ (2019年12月4日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - にゃあさん» コメントありがとうございます！分かってくださいますか！！私は清宮くんが転んで大の字になるやつが大好きです笑 更新頑張ります！！ (2019年12月2日 7時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 珍プレー好プレー見ました！可愛く見えるのすごくわかります！ 更新楽しみにしています。頑張ってください！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ。 | 作成日時：2019年9月27日 0時
