若き星は光る 2試合目

可愛い子 #41 ページ25

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俺はプロ入りしてから何度も"可愛い"と言われた。


ぶっちゃけ自分のこと可愛いとか思わないし、あんまり嬉しくない。皆さん眼科に行きましょう←




そんな俺にも可愛いと思うやつがいる。





『周斗ー』



櫻「はい。」


櫻井周斗くんです。俺は扉をノックし、周斗の部屋に入った。




『あいよ。』



櫻「いつもありがとうございます。」


俺はコンビニ袋を机に置き、座った。

周斗は甘党らしく、俺も甘いものはよく食べるのでスイーツを買ってよく部屋に遊びに行く。




櫻「今日はスイートポテトなんですね！嬉しいです。」



『好きなんやろ？』


俺が聞くと「はい」と周斗は照れくさそうに言った。



可愛いポイント:芋系の甘味を好んで食べる





『また本読んでたん？』


俺は周斗の傍に置いてある本を指さして言った。周斗はコクリと首を縦に振った。




櫻「これ面白いんですよ！読みますか？」



『んー。気が向いたら読むわ笑』


俺はキラキラと目を輝かせる周斗に、申し訳なく感じながら答えた。読書は趣味やないしなぁ。




『それにしても、、相変わらず眼鏡がよー似合うなー』


オフの時に眼鏡をかける選手は他にもいるが、周斗は個人的に一番似合う気がする。




櫻「そうですかね？気に入ってるので嬉しいですけど。」


周斗は眼鏡をいじりながら言った。



可愛いポイント:オフの時は同級生からもらった眼鏡をかける




周斗はコンビニ袋からスイートポテトを取りだし、幸せそうな顔で食べ始めた。

この顔が見たくてついつい買っちゃうんだよな、、



櫻「あっ、Aさん。今度買い物付き合ってくれませんか？」


俺と周斗はよく一緒に服を買いに行く。


周斗は今までファッションに気を使うことがあまり無かったらしいが、プロになって気にしだしたそうで。


俺はオシャレ(周りの選手いわく)らしいので、よく服選びを手伝っていた。



可愛いポイント:ファッションを気にしている




周斗にはどんな秋服が似合うか考えていると、周斗が少し困った顔でこちらを見ていた。



『どーしたん？』



櫻「毎回一緒に買い物してもらうのが迷惑になっている気がして、、」


心配そうな視線を向ける周斗に、俺は微笑んだ。




『迷惑なわけないやん。俺も一緒におって楽しいし！』


俺がそう言うと、周斗も安心したように笑った。




可愛いポイント:真面目で、可愛く笑うところ









可愛い可愛い年下に、俺は今日も甘々です。

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