若き星は光る 2試合目

秋風邪 #27 ページ20

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『ちゃちゃ大丈夫？』



上「頭痛い、、」



ちゃちゃが熱を出して寝込んでいると聞いた俺は、部屋に行き看病をしていた。




上「でも、ずっと寝てるのはつまらん、、」



『風邪は万病の元って言うし、ちゃんと寝てなきゃあかんえ？』


俺がそう言うと、「えー」っとちゃちゃは駄々を捏ねた。




『最近、気温が上がったり下がったりだし風邪は引きやすい時期やろうね、、』


と言いながら冷えピタを貼り変えると、ちゃちゃは「冷たっ」と小さく声を漏らした。




『もしかして、夜更かしとか多かったやろ？』



上「えっ？あーっと、、」


俺が疑うように聞くと、あからさまに焦った様子のちゃちゃ。絶対しとるやろ。



はぁ〜っと呆れてため息をついた俺に、「ごめんなさい、、」とちゃちゃは言った。





『まあええわ。なんか必要なもんある？』


ゼリーとかスポドリでも買おうかな、と思い立ち上がると手を掴まれた。




上「行っちゃダメ。」



『なんでー？？』


不思議に思いながら座り直すと、ちゃちゃは布団で口元を隠しこちらを見てきた。



『なんか言ってくれんとわからんのだけど。』



上「、、、から。」


いまいち聞き取れん。もう1回、と俺が言うとちゃちゃは恥ずかしそうに目を逸らしながら



上「1人やと、、寂しいから、、、」



と言った。




『、、、子供か』



上「うるさい」


そう言いつつもちゃちゃは、俺の手を離そうとしなかった。ツンデレなんやな〜笑




『わかった。外出はせんけど、ちゃんと寝るんやで？』


俺が問うと、コクコクとちゃちゃは頷いた。とりあえず俺がおればええんやな。




上「ダメ。手も繋いでて。」


離そうとした手をぐっと握られた。ほんと子供みたい。



『はいはい。』


俺が握り返すと、ちゃちゃは満足そうに笑った。







風邪で弱ってる彼は、ちょっと甘えん坊。









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今回はちゃちゃが秋風邪引いちゃったの回です！
やっぱ同級生が書きやすいからついつい多くなっちゃいます、、


裕季也とか秀明くん、フェニックスリーグ行っちゃったし書けないわ！！！頑張って欲しいけれども！！





本当は誰かとお出かけ！！的なお話を書こうとしたけど、誰がいいかわからなかった、、、


いい人？というかお出かけの相手考えてくれる方は、コメントで教えてくれたら嬉しいでふ、


ベイでも他球団でもどちらでもok！！

久しぶりと初めまして #L→←似てる #G6 続

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