7話 ページ10
勢いで練習場に来てしまったものの、、
特にこれといって練習することは考えていなかった。
『うーん、、どうしようかな。』
素振りではなく、実際ピッチャーが投げるような球を打ちたいな。
そう思って投手、捕手が練習しているのを見ると、どうやらこれから休憩する様子。
休憩した後に誰かお願いしようかな、なんてことを考えて見ていると、ピッチャーの三嶋さんがやって来た。
三「A、俺が投げた球打って欲しいんだけど今大丈夫？」
『えっ、いいんですか！？』
三嶋さんの球を打てる、、そう思うだけでワクワクが止まらない。
三「じゃあこっち来て。」
プラプラと歩き始める三嶋さんの後ろに着いていき、お礼を言うと「全然。こちらこそ。」と大人な対応。
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バッターボックスに入る時に、キャッチャーの戸柱さんに挨拶をした。
『お願いします。戸柱さん。』
戸「おう。よろしくな。」
僕はバットをかまえ、三嶋さんを見る。
テレビで見ていたからなんとなく球種は分かるけど、、
手応えは打ってみなきゃ分からない。
まずは一球目。
とりあえずどのくらいのスピードなのか。見逃した。
二球目。
スライダーがきた。
ここだ。 そう思ったタイミングで思い切りバットを振ると、打球はレフトへのヒット。
三球目、四球目はボールをみて、五球目。
いいコースのストレートにバットを振り上げると、打った打球は弧を描き、、、
レフトスタンドへ飛び込んだ。
『えっ、、、』
僕だけでなく、三嶋さんや戸柱さんも驚いた表情。
そして三嶋さんはこちらに近づき
三「凄いね。驚いたよ、ここまで打つとは。」
と言った。正直僕もホームランが打てるなんて到底思っていなかった。
三「ヒットもなかなかいいあたりだなって思った。俺もまだまだだね。」
三嶋さんはそう言いながら球を見つめた。
『全然！そんなことないです。三嶋さんが投げるコース、実はかなり打つのが難しかったです。』
ありがとうございました！ と言うと三嶋さんは「俺もいい勉強になったよ。ありがとう。」と言った。
『戸柱さんもありがとうございました！』
くるりと体の向きを戸柱さんの方に変えて頭を下げた。
戸「こちらこそありがとな。俺もリード見直すわ。笑」
三嶋さんと戸柱さんは色々お話をするようだったので、僕はタオルを取りに行こうと思い、ロッカーへ向かった。
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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません！！にゃあさんありがとうございます！！！ (2019年11月6日 13時) (
レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します！ (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです！！笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます！！！ (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね！康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです！是非一緒にジャンプしちゃってください！笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあ。 | 作成日時：2019年8月22日 12時
