若き星は光る

11話 ページ15

僕がロッカーに入ると他の選手達は、もう着替えたり荷物をまとめていたりした。


自分のロッカーに行こうとする時にふと視線を感じ、見ると神里さんと目が合った。


『、、、』


イケメンスマイルを向けられたので、とりあえずぺこりと軽く会釈しておいた。苦笑いで。



荷物からスマホを取り出しインスタを開こうとすると、柴田さんが


柴「あっ！ALINE教えてよー！」


とでかい声でいった。


すると他の選手も「俺も」「俺にも」と集まってきた。


どうしよう、、と困っていると、隣にいた山崎さんが


山「じゃあとりあえず俺がもらって、それを皆さんに送っときます。」


と助け舟を出してくれた。

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ぞろぞろと他の選手が戻ったところで、『ありがとうございます、山崎さん。』とお礼を告げると、「全然！大変だったね。」と苦笑いした。

山崎さんには助けられてばっかりだな、、


『あの、色々助けていただいているので何かお礼でも、、』

と僕が呟くと「いーのいーの！」と山崎さんは顔の横で手を横に振る。


でも何かしなきゃ、と思い何度も必死に頼んでいると先に折れたのは山崎さん。

山「わかったわかった！じゃあこの後一緒にご飯行かない？」

『へっ、、？』


あまりにも予想外なお願いに僕は声が漏れる。

『そんなことでいいんですか？』と言うと、山崎さんに「うん。だめ？」と可愛くお願いされたので断れなくなった。 くっそ、、なんてあざといんだ。


山「じゃあ俺先に出て待ってるね。」

と言い、山崎さんは出ていった。


さすがに先輩を待たせるわけにはいかない！と思いパパッと帰りの支度を済ませた。

他の選手に挨拶をし、「俺もAとご飯〜。」なんて小学生みたいな駄々のコネ方をする桑原さんに

『今度2人で食べに行きましょうね。』

と約束をしてロッカールームを後にした。






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Aさんが出ていった後のロッカールームでは





桑("2人で"って、、Aあかんわ、、)

佐(康晃さん狡い。)

神(康晃さんいいなぁ、、)



悶える人と康晃に嫉妬する人がいたりいなかったり、、




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一方、Aさんを待つ康晃は、、






山(Aを独り占めだ♡ あー、幸せだなぁ〜)



と優越感に浸っていたそう。









少しだけ文を書き換えました( . .)"

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