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35話 ページ47







部屋に戻り、プリンを貪っているとインターホンが鳴った。



『どうぞー?』


と僕が言うと扉が開き、「失礼します」という声が聞こえた。視線を向けると、山本祐大くんがいた。



『山本くんだよね?初めまして。僕は桃樋川A。よろしくね。』


『上がっていいよ』と僕が言うと、山本くんは少し戸惑いながら「あっ、ありがとうございます」と言った。


彼を知ったのは、彼がサヨナラ打を放ったあの試合。まだ僕が入団する前だったと思うけど、中継で見て鳥肌が立ったのを覚えている。


『それで、何か用があってきたんだよね?』

僕が問うと、山本くんは少し恥ずかしそうに頬を染めながら目を逸らした。



山「実はAさんが出ていた試合ずっと見ていたんです。それで、あんなに打てるのが凄いと思ったのでバッティングのアドバイスを貰いたいと思いまして、、」

彼はだんだん声を小さくしながら、自信なさげに言った。
なんだ、それくらいなら全然いいのに と僕は思いながらプリンを置いた。


『全然いいよ!明日の試合前でもいいかな?』

と僕が笑って首を傾げると、山本くんの染まっていた頬はさらに赤みを増した。



山「はい!ありがとうございます!」


キラキラと目を輝かせる山本くんは、前の成也によく似ていた。
そんなことを考えながら部屋を出ていく山本くんに手を振った。




明日の二軍はヤクルト戦。僕はもちろん試合に出れないが、アドバイスなりサポートなりはするつもりだ。

と言っても他球団の二軍選手には詳しくないので、調べておいた方がいいかな。


僕は自分のスマホを手に取り、検索アプリを開いた。



『なんかワクワクしてきた、、』


どんな投手なのか、野手なのか、、分からない相手と試合をするのはこんなにも楽しみだっただろうか。


ヤクルト 二軍 と検索欄に打ちかけていた手を止めた。試合で知る方が絶対いい、と思いアプリを閉じてスマホを机の上に置く。


『んー!!!楽しみー!!!』

気持ちが抑えられず床を転がりながら唸っていると、部屋のドアが勢いよく開いた。


宮「せからしかばい!!!」(うるさいわ!!!)


『あっ、ごめん。秀明。』

怒られちゃった。てへっ!←




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秀明くんってこんなに熊本弁喋るんかな、、
なんか普通に喋ってそうなイメージがあるから違う気がしてきた、、






まあ、いっか!!!!!←ほんとは良くないです。ごめんなさい。

一生残る、一瞬のために。→←34話



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りあ。(プロフ) - にゃあさん» 返信遅くなってすみません!!にゃあさんありがとうございます!!! (2019年11月6日 13時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
にゃあ - 応援します! (2019年10月22日 20時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - れいさん» 私もです!!笑 来シーズンも康晃ジャンプを楽しみにしてます!!! (2019年10月22日 15時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)
れい - いつも康晃ジャンプできるか楽しみにしながら試合見てます(笑) (2019年10月22日 13時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)
りあ。(プロフ) - 近藤選手も翔さんもすごくいい選手ですよね!康晃ジャンプは勝ってても負けててもノリノリになれるので好きです!是非一緒にジャンプしちゃってください!笑 (2019年10月22日 10時) (レス) id: 29b03a1336 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りあ。 | 作成日時:2019年8月22日 12時

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