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Ｏ
散々文句言われてる…俺
帰ってきてそうそう甘ーい雰囲気とかじゃなく、怒られてんだぜ？
勘弁してくれよ…翔くん
でも、寂しい思いをさせたってのはさすがに自覚があるから
この拗ねてる可愛い可愛い俺のコイビトの顔みたらさ…
いつもは言わないこと、言ってみようかなって思うじゃん
Ｏ「翔くん…会いたかったぁぁぁ！！！！
俺もすんげぇ寂しかった。何回帰ってやろうと思ったか。
でも…日本で翔くんが待ってくれてるって思ったらさ…中途半端な俺のまんまじゃ帰れねぇじゃん。やるならとことんやってやりたくなっちまうじゃん…
寂しい思いさせてホントごめんな。
お待たせ。
もう離れねぇから…ずっと一緒だから…」
恥ずかしいから一息で言い切る。
チラッと翔くんの顔みたら…
Ｓ「っ…さと…」
おっきいまんまるな目から綺麗すぎる涙が溢れ出ていた
あぁ…そんなに寂しかったんか…
自惚れじゃなく、そう思った
Ｓ「やっと……泣き…やんだのに…」
うぁーーーーーーーーん
と、まるで子どもみたいに泣き出す翔くん
あーあーまた泣かせちまったよ
幸せだな…俺は
これからまたずっと翔くんと一緒にいられるんだ
泣き止んだ翔くんをベランダに連れていく
時間はちょうど日の入り
綺麗な夕日が俺たちを照らす。
Ｏ「あ、そいえば１年くらい前かな…
翔くんから夕日の写真届いた時、俺もちょうど朝日見てたんだよ。同じ太陽見てんだなぁ…ってちょっと繋がった気ぃした」
Ｓ「えっ…俺も同じこと考えてたよ…
我慢出来なくなって、智くん…って呟いたらさ、智くんの声が聞こえた気がしたもん」
…え？
マジか…マジなのか？
Ｏ「翔くん…俺、たぶんそれ聞こえたぞ？
翔くんの俺を呼ぶ声が聞こえたから…返事したんだ」
Ｓ「………こわ。」
Ｏ「おい。もっと感動しろや。笑」
Ｓ「ふふっ、うそうそ。
すごいね…そんなこと出来るんだ…
じゃぁ、その後感じた風も智くんの元に届いてたのかな…
ってそんなわけ…」
Ｏ「…ある。あるあるある！！！！
智くんって聞こえたほんとスグあと、風感じたよ！
あぁ同じ風の中なのかな…って思ってたもん。」
Ｓ「…すげぇ。」
俺らの繋がり…最強だな
なーんて笑い合ううちに
太陽は沈み、代わりに大きく月が出る。
Ｏ「翔くん…待っててくれてありがとう。」
Ｓ「あたりまえですーぅ
ふふっ。帰ってきてくれてありがとう。」
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こんにゃく(プロフ) - にのあいが大好き（Aさん寄り）で探しまくって読みまくってます！すごく面白かったです！他の作品も読ませていただこうと思っています！にのあいアメリカ編待ってます！(笑) (2018年4月4日 16時) (
レス) id: eadaebe952 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - うづきさん» うづきさん！ありがとうございます☆ 山お好きなんですね！一緒だ〜！ 次の作品は翔潤なのですが、読んでくださると嬉しいです！ (2017年9月25日 9時) (レス) id: 9e77a48970 (このIDを非表示/違反報告)
うづき(プロフ) - 今日この作品を見つけて一気に最後まで読んじゃいました。青さん大好きで山、にのあい作品を好んで読んでいます。ほんと、面白かったです。次の作品も期待してますね。 (2017年9月24日 21時) (レス) id: 6e28fe2882 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - aoiさん» aoiさん！コメントありがとうございます！わぁ！後日談ですか！？ 検討してみます…！ 新作、もう少しで皆様の前に出せそうです！ありがとうございます☆ (2017年9月19日 23時) (レス) id: 9e77a48970 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - 素敵なお話、ありがとうございました(*´-`)後日談が見たかったり、と少し零してみます(笑)新作も楽しみに待っています( ´∀｀) (2017年9月18日 20時) (レス) id: 063293b567 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麗 | 作成日時：2017年7月22日 22時
