ご褒美 ページ4
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現在琴音のリハビリ中
俺は琴音がコケんように横でしっかり支えてる。
晃「そーっとやぞそーっと。」
「うん。」
晃「右、左、右、左」
「右、左、右、左」
晃「…よし、ゴールや！」
「いやー久々に体動かすと結構しんどいわ。」
晃「そうなんか。でもいっぱいリハビリしたらまた前みたいに走ったりすることも出来るからな！」
「まじか。早く動けるようになりたーい！」
晃「んー…そや！」
パタパタ
晃「ここまで来てみっ！」
そう言って俺は腕を広げた。
琴音はびっくりして止まってたけど、お構い無しに急かす。
晃「ほらほら何止まってんねん！ はよおいでや。まさか、1人でここまでこられへんの〜？」(ﾆﾔﾆﾔ
「カッチーン。は？ 余裕で行けるし？ よーし今からぶっ飛ばしに行ってやるからちょっと待ってろよ。」
晃「そんなゆっくりやったら俺待ちきれんくてどっか行ってまう〜！」
「じゃかましぃわ！！ 黙って待ってろ！！」
．
「…ついた！ へっ、どうだこのタコ助！ こ、こんなもん余裕なんだぜっ！ｾﾞｪｾﾞｪ」
晃「ん、よう出来たやん。じゃあご褒美。」
ぎゅうぅぅぅ
「ぐえっ！ …最初からずっとこれ目当てだったのか。」
晃「久々に琴音と話してん。これくらい許してーや。」
「まあハグくらいならいつでも…」
晃「マジで！？ じゃあこれからめっちゃやるな！」
「力加減はしっかりして、ちょ、ぐ、ぐるし……ﾁｰﾝ」
晃一からの愛が苦しいぜっ！！！ By琴音
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作者名：ベーコン | 作成日時：2020年6月11日 0時
