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鼻歌 ページ13
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〜♪〜♪〜〜♪♪
「…晃一ってさー、よく鼻歌歌ってるよねー。」
晃「なんや急に、」
「いんや、今ふと思ったから言ってみた。」
晃「思ったことすぐ言うから友達出来へんねんで。」
「うるせぇよ。」
晃「あ、俺も今思い出したけど、琴音もよー鼻歌歌ってるで？」
「え、うそ。」
晃「なんかええことあった時とか、風呂入ってる時とか。」
「あー言われてみれば……待って、なんで風呂の時を知ってんの？ まさかっ」
晃「変な妄想すんな。聞こえてくるだけや。たまに大声で歌ってるやろ？(笑)」
「な、何故それを！」
晃「風呂場って結構響くからなー。歌いたい気持ちもわかるけど、その分外にも聞こえること覚えといた方がええでー。」
「うわー恥ずかしぃ…」
晃「相変わらず下手っぴやったな〜ｱﾋｬﾋｬﾋｬ！」
「だぁからまだ練習中なの！！」
晃「まあ前よりかは上手なっとったで。そのまま頑張りや〜。」(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
「っ！ あ、あああ頭っ、頭なで！」
晃「じゃ俺自販機行ってくるわ。」
そう言って病室を出ていった晃一の耳は、赤く染っていたという。
「(晃一のやつ、上げて落とすタイプだから心臓に悪い///)」
晃「(頭なでんの久々にやったわ…///)」
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作者名：ベーコン | 作成日時：2020年6月11日 0時
