第103話 ページ6
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数日後
相「コスチュームは持ったな？ 本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身、絶対に落とすなよ。」
「「はーい！」」
相「伸ばすな。"はい"だ芦戸、栗花落。」
芦「はい…」
「はいっ！！！！！！」
相「元気でよろしい。くれぐれも失礼のないようにな、じゃあ行け。」
その言葉を皮切りに各々のインターン先へと向かっていく
しかし、緑谷と麗日は飯田のもとへと向かっていた
飯田の兄 インゲニウムが再起不能になった事が体育祭後のニュースで流れていた
何も言わない飯田に不安を覚えた緑谷たちは声をかけに行く
緑「本当にどうしようもなくなったら言ってね、友達だろ？」
飯「……ああ。」
轟「…」
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エン「よく来たな焦凍、それに白雪。」
轟「…」
「こんにちはエンデヴァーさん！」
ところ変わってエンデヴァー事務所
そこには轟と栗花落がインターンに来ていた
これまでの轟ならば自ら父親のもとへと行くことは絶対に無かったわけだが、今こうして来ているということはやはり体育祭での緑谷の言葉が影響しているのであろう
轟「…なんで栗花落もいるんだ。1人1票じゃないのか。」
エン「2票入れられるんだ。それに白雪の戦闘能力には目を張るものがある。」
「そんなこと思っててくれてたんですか！？ もっと早くに知ってればなんかこう、、なんかしたのに！！！」
エン「せめて何か思いついてから話せ。」
親しさを感じる2人のやり取りにやはり以前から交流があったのかと確信する
轟がここに来た理由としてはNo.2と言われる事実を目と身体で体験し受け入れるためともう1つ、2人の間柄を知るため
最初の戦闘訓練でエンデヴァーと顔見知りであるような話を聞いた轟はずっと気になっていた
2人に関してはっきりさせ、今後どうするのかを考えたかった
エン「耳はどうだ。」
「まだ絶好調に聞こえないんですけど問題ないです！」
エン「そうか。前例通りなら保須に再びヒーロー殺しが現れる。しばし保須に出張し活動する、市に連絡しろ！」
出張に行ってしばらくして、エンデヴァーの推測通り保須にヒーロー殺しが出た
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年12月21日 21時
