第142話 ページ45
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肝試しが始まって数十分、ピクシーボブが異変に気づく
ピ「ｽﾝｽﾝ…なんか、焦げ臭い？」
緑「え？」
「っ！ ピクシーボブ！ あっちから黒煙！！」
栗花落も異臭に気づき、辺りを見渡したところ
空に黒煙が舞い上がっているのが見えた
ここら一帯は山岳地帯
森に囲まれた立地なため、1度火が着けばあっという間に燃え広がるのは目に見えていた
理由はどうあれ、どうにかして消化しなければ他のものたちの命が危ない
そんなことを考えている時、不意にピクシーボブの体が浮き上がり、何かに引っ張られるように飛んでいった
その先には………
？「さあ、始まりだ。
地に落とせ。
ヒーローという名の偽りの輝きを。
断罪するは我ら、
ヴィラン連合開闢行動隊」
マグネ「飼い猫ちゃんは邪魔よね。」
峰「なんで、万全を期したはずだろ…？ なんでヴィランがいるんだよぉぉ！！！！」
緑「ピクシーボブ！！！！！」
マ「…やばい、」
開闢行動隊を名乗るマグネとスピナー
ヴィラン連合と言っていた事から死柄木が送ってきた刺客たちであることは予想できるが、何人来ているのかがわからない
そしてピクシーボブという戦力が早々に削られてしまったことでマンダレイ･虎に焦りが見える
特にマンダレイは目の前の敵より別の方へと意識が向いていた
緑谷にはそれが何かわかってしまった
マ「指示は出した。他の生徒の安否はラグドールに任せよう。私たちは2人でここを抑える！
みんな行って！ いい？ 決して戦闘はしないこと。委員長引率！
白雪、あんたは施設に戻りながらドローン使って状況確認。なにか見つけたらラグドールに連絡して！」
「リョーかいっ！ 律！ 久々の出番だよ、気合い入れな！！」
律［ほーんと待たせ過ぎなくらいです！！！］
栗花落はドローン数体を出すと素早く起動させ空へと飛ばす
飯田の引率の元、施設へと向かおうとした時、緑谷はマンダレイに向かって話しかける
緑「僕、知ってます！！！！！」
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年12月21日 21時
