第137話 ページ40
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「なーるほど、とろろくんはあの話を聞いちゃった罪悪感でここに来たんだね。優しさの塊じゃん。」
轟「アイツらのことなら気にすんな。後で殴って記憶から消しておく。」
「うん、確実に殺されるからやめよーね。」
轟「そうか。」
「ていうか私もあの場で控えた方がよかったね。次からは胸筋の話にするよ。」
轟「それだったら俺も話わかるかもしんねぇ。」
ここにはツッコミがいなかった
2人で部屋に戻っている途中、前から芦戸･葉隠が走ってきた
どうやら栗花落を探していたようで部屋にいなかったからあちこち走り回っていたらしい
芦「…もしかしてお邪魔だった〜？ ごめーん！」(ﾆﾔﾆﾔ
「こんな気持ちが篭ってない謝罪初めてだ。」
轟「気にすんな芦戸、話は終わってる。今は合宿について話してただけだから。」
葉「えーどんなこと話してたのー？ 気になるー！」
轟「明日の飯の話とか夜は枕投げするのかとか。」
葉「あ、ほんとに合宿の話してた…」
「アッシーたちはなんの用で来たの？」
栗花落がそう聞くと芦戸たちはまたニヤニヤとして話し始めた
葉「白雪ちゃんには〜いろいろ聞きたいことがあって〜！」
芦「これを機に教えてもらおうかな〜って！」
「おっと嫌な予感がするぞ〜？？」
芦「逃がさん！！！！」
葉「連行だーー！！！！」
「あぁぁぁとろろくーーーーん！！！！！！！！」
轟「…栗花落のことは忘れねぇ。」
そう言うと栗花落たちに背を向け歩いて行った
ちなみにこの叫びは生徒たちはもちろん、教師陣にも聞こえており、「随分と元気そうだな」と言う黒いオーラを纏った相澤とその前で正座をしている3人の目撃情報が多数上がってきた
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年12月21日 21時
