第114話 ページ17
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「話って………告白ですか？」←
エン「違う。」
栗花落の冗談に呆れながらエンデヴァーは口を開く
内容は轟の事についてだったようだ
エン「前に見る気はなくなったと言っていたが、気が変わったのか？」
「あの状況で断ったらめちゃくちゃサイテーじゃないですか。」
エン「お前なら普通に断るだろう。」
「私のことなんだと思ってます？？←………まあ、気が変わったと言えばそうですね。今までの行いを謝罪してきました。」
エン「それで許したのか？ 珍しいな。」
「いえいえ全然全く許してませんよ。私はその後の行動で判断する派なので。…体育祭での出来事から確実に変化していることは目に見えてわかるので、今後に期待ってとこですな！」
エン「そうか。」
その後2人は別の話題へと移っていった
寝そべりながら会話を聞いていた轟は物思いにふける
父親への憎しみで周りが見えなくなっていたことにいち早く気づき警告してくれていた栗花落
この個性を父親のものと思っていた自分を否定し、気づかせてくれた緑谷
最初こそ分からなかったものの、今となっては2人には感謝でしかない。特に栗花落に関しては1度見放されているにもかかわらず今こうして相手をしてくれている。その有り難さを実感し、後日改めてお礼を言おうと心にする
まずは(少し癪だが)与えられた機会を無駄にしないよう気合いを入れ直し、再度向かっていく
轟「栗花落、また頼む。」
「復活はやない？ もしあれだったらこれあるから、ゲ〇袋。」
轟「吐かねぇから要らねぇ。」
「言ったな？ 絶対吐かせてやるからなー！」
エン「趣旨が変わっているぞ！！」
結果、轟は吐かなかった。
しかし、「吐く？吐いちゃう？吐いちゃえよ〜！ へいへいヘーイ！！」と煽りに煽った栗花落は轟に腹パンされて吐いた←
そして轟の栗花落に対する好感度が何故かちょっと上がった(なんで？？)
そんなこんなで長いようで短かった職場体験は幕を閉じる
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年12月21日 21時
