第95話 ページ48
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爆(こいつ、攻撃が低い！ なんつーやりにくさだクソがっ！ ……んなら、もっと低く…！)
そう思った爆豪は下にいる栗花落に向かって右から蹴りを入れる
しかし栗花落はその蹴りよりもっと下、足を左右に開き地面にうつ伏せになるようにして避ける
予想外の避け方に一瞬動きが止まる
その隙を逃さない栗花落はその体勢から足を回し上げ、爆豪の頭へと振り下ろす
相［女性特有の体の柔らかさ、状況に応じて瞬時に切り替わる戦闘スタイル。栗花落の体術はあのオールマイトにも引きを取らないほどだ。］
マ［雄英教師のほとんどは１回以上は栗花落と戦ってるからな〜、もちろん俺らもな！！！］
相［あいつの戦闘に関する学習能力は異常なほどだが、確実にプロになるべき素質があった。だから推薦した。］
相澤たちからの暴露が続く中、爆豪･栗花落の方の戦闘も続いていく
相変わらず低姿勢からの攻撃で攻める栗花落と必死に受け流す爆豪
先程の攻撃から少しずつではあるが栗花落の攻撃が入るようになってきた
しかし、どれも決定的なものではなく、徐々に体力を削っていくようなものである為段々とイライラが積もってくる
爆「〜あああ！！ うっぜぇな、ンだそのナメたやり方は！！」
「いやいや私のスタイルの1部なんですけど、」
爆「チマチマ体力削るみてぇなやり方しやがって、持久戦じゃ勝てねぇからってんなセコい真似すんじゃねーよ。」
「おっと私をキレさせようなんて甘いこと考えないでね？ さっきはまあ、アレだったけど、今度はそうはいかない！」
爆「それフラグじゃねーか。」
「違う！」
爆「…」
「…な、なに、」
爆「………力も胸もねぇのな。ﾌｯ」
「てめぇ今鼻で笑いやがったな！？ 胸のことバカにしやがってクソ野郎があああ！！！！」
叫びながら突っ込んでいく様は正に戦場を駆ける陸軍兵士のよう
ただ1つ違うのが「ぶっ殺す、絶対ぶっ殺す」とブツブツ呟いていることである
ちなみに栗花落の胸は小さい訳では決してない
周りの女性(主にミッドナイト)と比べると小さいというだけで、決して貧〇な訳では無い
耳郎よりかはある←
そんなこんなで殺意マシマシになった栗花落とチョロすぎて草と思っている爆豪の戦いはまだまだ続く
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年10月14日 9時
