第52話 ページ5
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相「おはよう。」
「「「「「「相澤先生、復帰早ぇぇぇ！！！」」」」」」
臨時休校の翌日、ホームルームの時間にいつも通り教室に入ってきた相澤
身体中包帯まみれの状態でも教壇に立つというプロ意識の鏡のような先生であった←
みんなが驚いているところで、相澤が話し始める
相「【雄英体育祭】が迫っている。」
「「「「「くそ学校っぽいの来たアァァァァ！！」」」」」
瀬「待って待って、ヴィランに侵入されたばっかりで大丈夫なんですか！？」
相「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石であると示すっていう考えらしい。
何より、雄英の体育祭は最大のチャンス。ヴィラン如きで中止していい催しじゃねぇ。」
雄英体育祭はかつてのオリンピックと呼ばれるほどのもの
それゆえ全国のプロヒーローがスカウト目的で観に来る
雄英体育祭とは言わば自分を売り込む脚光の舞台なのである
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切「なんだかんだテンション上がるなぁオイ！！
活躍して目立ちゃあプロへのどデケェ1歩を踏み出せる！」
昼休みは雄英体育祭の話題で持ち切り
なんだかんだ言ってやはりみんな体育祭を楽しみにしていた
そんなノリノリなクラスメイトを見て緑谷は少し呆然としていた
緑「みんなノリノリだ…」
飯「君は違うのか？
ヒーローになるため在籍しているのだから燃えるのは当然だろ！？」
蛙「飯田ちゃん独特な燃え方ね、変。」
麗「デクくん、飯田くん…頑張ろうね…！！！」(ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
緑「顔がアレだよ麗日さん！？」
全然麗らかじゃない麗日の表情と態度に緑谷は違和感を覚え、なんやかんやで(？)ヒーロー志望の理由を聞くことになった
結論から言うと、お金である
麗「ウチ建設会社やってるんだけど、全っ然仕事無くてスカンピンなの。こういうのあんまり人に言わん方がええんやけど…」
緑「でも麗日さんの個性なら許可取ればコスパ掛かんないよね？」
麗「でしょ！？ それ昔父にも言ったんだよ！ でも…」
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年10月14日 9時
