第80話 ページ33
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曲がり角でNo.2となんて少女マンガのような出会い方をする2人
驚くことにエンデヴァーは緑谷を探していたようだった
エ「おぉいたいた。君の活躍を見せてもらった。素晴らしい個性だね、指を弾くだけであれ程の風圧。パワーだけで言えばオールマイトに匹敵する個性だ。」
緑「っ！(知ってる！？ いや、口ぶりからは知らないっぽいような。とりあえず、この人だけには悟られちゃ…)
何を、何を言いたいんですか。僕もう行かないと、」
エ「うちの焦凍にはオールマイトを超える義務がある。そのためにはまず、白雪を倒すほどの力が必要だ。」
緑「！？」
確かに栗花落は強い。入学してから初めての戦闘訓練で個性を使わず轟を相手に出来るほどだ
しかし、エンデヴァーから彼女の名前が出るのは何故なのか
思わぬ人物の登場で緑谷は動揺する
エ「君との試合はテストベッドとしてとても有益なものとなる。くれぐれもみっともない試合をしないでくれたまえ。
言いたいのはそれだけだ、直前に失礼した。」
緑「… 僕は、オールマイトじゃありません。」
エ「？ そんなもの当たり」
緑「当たり前のことですよね。轟くんも、あなたじゃない。」
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マ［今回の体育祭、両者トップクラスの成績。まさしく両雄並び立ち今、緑谷vs轟！］
緑(まず氷結がくる！)
轟(あのパワーを好きに打たせるのは危ねぇ。開始瞬間に───)
マ［スターーーート！！！！！］
轟(ぶつけろ！！！)
開始早々、巨大な氷塊を放っていく
それを緑谷
はデコピンの要領で防ぐ
緑(轟くんの戦いは知る限りいつも一瞬で情報が少ない。情報を、この戦いの中で隙を見つけなくちゃ。
見極めろ、考えろ見つけるんだ。あと6回の中で…！)
切「ゲッ、もう始まってんじゃん。」
上「お、切島！ 2回戦進出やったな！」
切「おう！ 次おめーとだ爆豪。」
爆「ぶっ潰す。」
切「ハハッやってみな！…つってもおめーも轟も強烈な範囲攻撃ポンポン出してくるからなー。」
爆「ポンポンじゃねぇよ。筋肉酷使すりゃ筋繊維が切れるし、走り続けりゃ息が切れる。
個性だって身体機能の一つだけ。奴にもなんらかの限度はあるはずだろ。」
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年10月14日 9時
