第74話 ページ27
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レクリエーションの前にトーナメントでの対戦相手を決めるくじ引きがある
1位の人から順に引いていくようミッドナイトが言った時、尾白が徐に手を挙げた
尾「あの、すいません！ 俺、辞退します。」
「「「「「え！？」」」」」
緑「尾白くんなんで！？ せっかくプロに見てもらえる場なのに、」
尾「騎馬戦の時の記憶、終盤ギリギリまでほぼボンヤリとしかないんだ。多分奴の個性で…」
そういうと、尾白は一緒の騎馬を組んでいた心操へ目線を向ける
尾「チャンスの場だってのはわかってる。それをフイにするなんて愚かなことだってことも。
でもさ！ みんなが力を出し合い、争ってきた座なんだ。こんな…こんなわけわかんないままそこに並ぶなんて俺は出来ない。」
葉「気にしすぎだよ！ 本戦でちゃんと成果を出せばいいんだよ！」
尾「違うんだ、俺のプライドの話しさ。俺が嫌なんだ。
……あとなんで君らチアの格好してるんだ。」
「「「「ヴッ！」」」」
それを聞いた同じ騎馬だったB組 庄田も同様の意見で辞退を申し出た
そして、この申し出はミッドナイトの好みで受理された
抜けた2人の穴埋めは拳藤チーム……ではなく、最後まで上位をキープしていた鉄哲チームから鉄哲と塩崎が出ることになった
拳藤の言葉に感動した鉄哲は泣いた
辞退や繰り上がりなど色々あったが、無事トーナメントの組み合わせが決まった
(私の初戦の相手は…)
芦「栗花落とだー！ 負けないからね！！」
「よろしく。」
心「あんただよな、緑谷出久って。」
緑「よモッ！！」
尾「緑谷！ 奴に答えるな。」
轟(意外と早かったな。来いよ緑谷、この手で倒してやる。)
発「飯田ってあなたですか！？」
飯「む、そうだが。」
発「ひょー、よかった実はですね…」
爆「あぁ？ 麗日？」
麗(ヒィぃぃぃぃ！！！！！)
レクリエーションの後、ついにトーナメント戦が始まる
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年10月14日 9時
