第58話 ページ11
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緑谷は轟が壊したロボの装甲を拾い、武器にしようと考えた
未だ制御が効かないワンフォーオールを序盤で使うのはリスクが高いと判断した上での作戦
ターゲットを捕捉して追尾してくる性質を利用し、ロボを壊していく
一方 先頭の方では栗花落が轟に追いつこうとしていた
轟「(後から来たのにもうすぐ後ろに…！ 足を止めなかったっていうのもあると思うが、シンプルに足の速さか。)
…お前、分かってたのか。」
「何が？」
轟「最初のゲートの時に俺が氷を使って足止めすることだ。」
「ええ。なんでもありなんだからいつか仕掛けてくるとは予想してた。そんな時にあの激狭なゲート見えたからあんたの個性とかを考えてしばらく待機することにしたの。
あそこで仕掛けるなんて誰でも予想がつくわ。だからA組連中に避けられた。単純ね。」
轟「つくづくムカつく言い方してくんなっ…！」
「図星だからじゃない？」
お互いバチバチしながら走っていると第2関門が見えてきた
マ［オイオイ第1関門チョロいってよ！ じゃあ第2はどうさ！？
落ちればアウト、それが嫌なら這いずりな！ ザ･フォール！！］
轟「綱渡りか…」
ザ･フォールは崖が点々とあり、その間にロープが引かれている
そのロープを使い向こう岸まで渡っていくという仕組みある
轟はどのようにして渡るか考えるため少し足を止めた
その横を栗花落は止まることなく走り抜ける
そしてそのままの速度でロープを渡り始めた
マ［1-A栗花落 ロープの上を全力で走っているー！！ あいつすげぇなイレイザー！！］
相［まあゆっくり行くよりかは渡りやすいが、すげぇな。］
轟「なんつーバランス力してんだ！」
轟も氷を使ってあとを追いかける
先頭2人が渡り始めた頃、後ろから爆破を使って飛んでくる爆豪が見え始めていた
そして、緑谷たちが第2関門に到着する頃には栗花落は突破していた
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作者名：ベーコン | 作成日時：2022年10月14日 9時
