43カラット わたしらしく ページ46
A：桜乙愛
今からお父様の所へ行ってくるわ
桜乙愛：はい！！
A：あぁ、それと
桜乙愛達机のものに触らなければ
この部屋に居てもいいから
A：いるんでしょ
ジョーカー達
Aがそう言うと
扉からジョーカー達3人が出てきた
ジョーカー：気付いてたのかよ
スペード：流石Aだね
クイーン：A
今のあんたの方が私は好きだわ
クイーンの言葉に少し微笑んだAは
A：ふふ、そうね
あんなの私らしくないわね
A：じゃあ、いってくるわね
Aは
長い髪を靡かせながら
部屋を出ていった
A：お父様Aです
月影：Aか、どうした？
A：失礼します
月影：婚約者の事か？
A：はい、
お父様、お見合いの席を
設けて頂きたいのです
月影：そういう所持って二週間後
全員との見合いの席を設けた
A：ありがとうございます
月影：くれぐれも
胡桃沢家の名に恥じる様に振舞えよ
A：分かっております
では、失礼します
A：流石お父様、と言うべきね
二週間後、、ね
Aは少しの期待感を胸に
自分の部屋へ戻った
A：ただいま
桜乙愛：どうでした？
A：二週間後
全員とのお見合いの席が設けられたわ
ジョーカー：それで決めるんだろ？
A：えぇ、いつまでも待ってて
もらえないと思うし
クイーン：まだ高校生なのにね
クイーンの同情めいた言葉に耳を貸さず
A：クイーン
「まだ」じゃなくて「もう」なのよ
A：周りの跡取りに比べれば
自由にさせてもらった方が長いわ
ジョーカー：そういうもんか
スペード：俺達には
縁もゆかりも無い話だな
クイーン：そうね
ジョーカー：そろそろ帰るか
スペード：そうだね、
そろそろ暗くなってきた
クイーン：またね、
A 桜乙愛
A：また来なさいね
桜乙愛：まってるよ！！
そう言ってジョーカー達は
屋敷を出た
クイーンとの会話を思い出すと
お父様には
だいぶ自由にさせてもらった
と思う
これから会う婚約者候補に会う
二週間後に胸を馳せ
A達も
夕食を済ませ
夢の中に入った
続く (更新停止中)
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作者名：咲亜＆氷水 | 作成日時：2016年5月28日 15時
