23カラット まるで生き写し ページ25
A：鏡爺終わった
桜乙愛：ただいま
鏡介：おかえりなさいませ
ルーク様ビショップ様
車の前には
鏡介が既に立っていた
ジョーカー：お前らって
金持ちなのか？
スペード：そういう事だろうね
クイーン：それなのになんで
怪盗になったの？
ジョーカーは
驚き
スペードは
冷静に
クイーンは
シャトランジに疑問を持ち
それぞれ言葉を口にした
桜乙愛：それもあの場所に
着いたら話をする
A：鏡爺あの場所に
車を出してくれ
鏡介：かしこまりました
車内では
遂に
シャトランジの
秘密が暴かれる
スペード：それよりさ
君達女の子だよね
A・桜乙愛：っ！
Aと桜乙愛は
驚きを隠せない様子だった
ジョーカー：そうなのか！？
クイーン：ジョーカー
あんた気づかなかったの？
ジョーカー：あぁ、
スペード：全くこいつは…
スペードは呆れたように
ジョーカーを見つめた
A：よく分かったわね
桜乙愛：そうよ、
クイーン：でもなんで男装なんて
A：それは
鏡介：危ないからでございます
ジョーカー：危ない？
鏡介：夜に活動するお二人ですから
女性2人で夜は危ない
ということです
スペード：なるほどね
鏡介：学生生活に
支障をきたさないためにも
クイーン：学生！？
鏡介：はい、
お嬢様方はまだ
高校生に御座いますから
鏡介が話をしてる間
車内にある更衣室で
Aと桜乙愛は
ドレスに着替えていた
A：そんなことまで
話さなくてもいいのに
桜乙愛：本当に鏡爺は
心配症ですわねお姉様
鏡介：皆様着きました
A：じゃあ、
降りましょう
Aが案内した
A：え？誰か…いる
桜乙愛：もしかして…！
ジョーカー：どうした？
A：母の墓に誰かがいる
Aが指を指す先には
墓の前にしゃがみこんでいる
タキシード姿の男がいた
五人はそのまま
墓へと歩く
スペード：2人のお母様なら
さぞお綺麗だったんだろうね
ウィル：あぁ、綺麗だったよ
そこのふたりは彼女の
生き写しのようだよ
A：やはりお前は！！
ウィル：大きくなったね
A嬢に桜乙愛嬢
ウィルナイトは
片膝をつき
二人に花を差し出した
ウィル：オダマキ
花言葉は
A：必ず手に入れる
桜乙愛は
自分の母の墓においてある
花に目を向けた
桜乙愛：ローレル
花言葉は死すとも変わらず
ウィル：またね、
胡桃沢家のお嬢様達
ウィルナイトは
闇に消えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲亜＆氷水 | 作成日時：2016年5月28日 15時
