14カラット バタフライパレード ー怪盗と怪盗ー ページ17
屋上に向かうと
A：ビショップ
流石だな
桜乙愛：ルークこそ
二人かそう言うと
ジョーカー：お前達が
怪盗シャトランジか
桜乙愛：そうだ
A：はじめまして
怪盗ジョーカー
ジョーカー：こちらそこ
ルークと言ってたか？
もうひとりは…
桜乙愛：ビショップだ
今、
怪盗と怪盗が
対面を遂げる
ハチ：凄いっすね！
おいらたちの一緒っすよ
ジョーカーさん！
ジョーカー：それよりも
ルークとビショップ
何のつもりだ？これは
そう言って
ジョーカーは
例の予告状を見せた
桜乙愛：ちゃんと
届いていたみたいだな
A：察しの通り
予告状…いや、
挑戦状と言った方がいいか
Aはジョーカーを
嘲笑い挑発するような
口振りで言った
ハチ：何のために
これをジョーカーさんに？
桜乙愛：それは
A：時期に知ることだ
ジョーカー：時期に？
ジョーカーの頭に
クエスチョンマークが浮かぶ
A：今回は俺達が
先に盗んだ
桜乙愛：ならば
ルビーバタフライは
俺達怪盗シャトランジのものだ
ﾌｯ
Aは
黒バラの花びらに
息を吹きかけ
消えた
ジョーカー：まっ、まて！！
シャトランジ！
ハチ：消えちゃったっすね
ジョーカー：あぁ、
ジョーカー：怪盗シャトランジ
ルークとビショップ…か
ハチ：ジョーカーさん
帰りましょうっす
ジョーカー：あぁ、
そして、
怪盗ジョーカーもまた
月が輝く夜に消えた＿＿＿。
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作者名：咲亜＆氷水 | 作成日時：2016年5月28日 15時
