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清光「 どういうこと 、 それ 」
雪希の言葉に目を見開き 、 驚きを隠せない私の目の前には
今までの優しい暖かい目をした刀剣達ではなく
冷たい蔑むような目 、 絶望の目 、 怯えた目 、 怒り狂ったような目
が向けられていた 。
『 ち 、 違う ・・ 私は雪希の髪を 、 ... 』
涙を堪えながらも必死に説明するが
誰も信じてくれる様子はなかった 。
その日からだ 、 あの地獄の様な生活が始まったのは ＿＿＿＿
.
清光「 あるじーっどお？昨日塗ったんだけど！ 」
「 わあっとても素敵な爪の色ね、私もしてみたいわ 」
安定「 ちょっと清光、今日は内番の日だろ！早く行くぞ！ 」
清光「 え〜、汚れるの嫌いなんだよね、安定がやってよ 」
「 ふふ 、 そしたら内番が終わったらやりましょう？ご褒美あげるから 」
清光「 えっ本当！やった、主大好き〜！ 」
...
いつしか私は '主' と呼ばれなくなった 、
その" 主 "と呼ぶ声は雪希へと向けられ
私はもう不要な存在 、 もはや居ない存在だった 。
離れの薄汚い部屋に入れられ 、
朝、昼、夕餉は食べれたものの
私に近付こうとする者は居なかった 。
＿＿＿＿ ただ 唯一 、
国広「 ごめんね・・何も出来なくて、 っ .. 」
兼定「 ・・・ 」
私の目の前で泣いてる堀川国広と
唇を噛み締めている和泉守兼定だけは違かった 。
食事を運んでくれるのはいつもこの2人で 、
その時だけは他愛の無い話だったり
今の本丸の状況だったりと 何でも話してくれていた 。
絶望しか無かった私にとってどれだけ支えになったことか
.
それもそう長くは続く訳もなく ＿＿＿＿
私と親しくしているのがバレたようだ 。
泣いている国広の顔には傷が出来ていて 、
兼定も衣服のところどころが破けていた 。
雪希が怒って暴力でも振るったのだろうか
『 気にしないで 、 私は大丈夫だから 』
精一杯の笑顔を見せて言った 。
＿＿＿＿＿＿＿＿ 2人はもう 、 私の元へ来ることは無かった
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僕はナイスな椅子っすー - 楽しみに待ってます…(・ω・｀) (2017年6月7日 17時) (
レス) id: 6091177637 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ - 続きが気になって仕方ないので更新頑張ってください！応援してます>< (2016年5月26日 22時) (レス) id: 8b2be2477c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん(プロフ) - すっごく面白いです！続きが楽しみで仕方がありません！！更新がんばって下さい！ (2016年4月28日 11時) (レス) id: 6aa5d30bb1 (このIDを非表示/違反報告)
白炎龍 - とても面白かったです。読んでて心臓がドキドキしました！ (2016年4月9日 0時) (レス) id: b9af3288cc (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - 零崎 悠樹さん» そう言って頂けて嬉しいです(；＿；)ありがとうございます。頑張ります！！(；＿；) (2016年4月4日 18時) (レス) id: 11222f55be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙季 | 作成日時：2016年3月21日 1時
