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清光「 ねえ主、さっきまで何してたの？全然部屋から出てこなかったみたいだけど。 」
今日も光忠と歌仙が作った食事は美味しかった。
ゆっくり味わいながら食べていると隣からバッと顔を覗いて尋ねる清光に
吃驚してむせ返ると"ご、ごめん！"と慌てた様子でお茶を渡してくれた。
『 えーっと、資料とか..読んでたんです。審神者の 』
清光「 ずっと！？すごいね、頑張り屋さんなんだね、主って 」
『 いや、そんなことは・・ 』
安定「 おい！主が困ってるだろ、早く食べなよ、ほんと清光って意地汚いんだから。 」
清光「 あ〜うるさいうるさい。何にも聞こえなーい 」
と、また言い争ってる清光と安定。
なんだろう、この言い合いは苦ではなくてむしろ微笑ましいものだ。
..
この後もまだ資料が大量に残っているので、
足早に夕餉の片付けをして席を立つと
いきなり後ろからの声に驚いて持っていた茶碗などを落としてしまった。
「 ああ、すまんな。いきなり驚いたであろう。 」
割れた茶碗の破片をゆっくり拾い上げる。
その姿でさえも美しくて見とれてしまうような＿＿＿＿三日月宗近。
『 す、すみません！今拾います・・！いたっ 』
その姿に焦りを隠せなくていきおいでガラスの破片で指を切ってしまった。
ゆっくりと血が滲んでいく。
それと同時に傷の痛さからか、その声が1番聞きたくなかったからか分からないが涙が込み上げてきて それをグッと耐える。
＿＿＿＿＿＿＿ え。
三日月は私の腕を掴むと今にも血が流れ落ちそうな指を舐めた。
驚きで顔を見上げると 美しいその瞳は私の視界を捉える。
「 "いたいのいたいのとんでいけ"、だったかの＿＿＿＿
どうだ、痛みは無くなっただろう？ 」
そう言って優しく目を細める三日月に思わずぐっと息を呑む。
気づくと指の血はもう止まっていて、本当にその'おまじない'が効いたみたいだ。
「 月見に付き合って貰おうと思って声をかけたんだが＿＿＿＿どうだ？一杯せぬか 」
何故かその言葉は絶対的で拒否権など認めないように聞こえた。
断る理由も見つからなかったので、こくりと頷くと嬉しそうに三日月も うんうん 、と頷く。
「 ではまた夜中に。楽しみにしておるぞ 」
と、
いつもの 、袖で口を隠して ほけほけ と笑う声共に部屋に戻っていった。
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僕はナイスな椅子っすー - 楽しみに待ってます…(・ω・｀) (2017年6月7日 17時) (
レス) id: 6091177637 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ - 続きが気になって仕方ないので更新頑張ってください！応援してます>< (2016年5月26日 22時) (レス) id: 8b2be2477c (このIDを非表示/違反報告)
にゃんにゃん(プロフ) - すっごく面白いです！続きが楽しみで仕方がありません！！更新がんばって下さい！ (2016年4月28日 11時) (レス) id: 6aa5d30bb1 (このIDを非表示/違反報告)
白炎龍 - とても面白かったです。読んでて心臓がドキドキしました！ (2016年4月9日 0時) (レス) id: b9af3288cc (このIDを非表示/違反報告)
沙季(プロフ) - 零崎 悠樹さん» そう言って頂けて嬉しいです(；＿；)ありがとうございます。頑張ります！！(；＿；) (2016年4月4日 18時) (レス) id: 11222f55be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙季 | 作成日時：2016年3月21日 1時
