漢気恋愛【切島鋭児郎】 (ページ8)

今日:13 hit、昨日:14 hit、合計:29,556 hit

8 ページ8

切島｢凄かったなー！お土産見ようぜ！あっ、でも二人で水族館行ったってバレちまうか⋯｣

『⋯写真でバレるし、いいんじゃない？』

切島｢いいのか！？｣

『うん、いいよ。』

切島｢じゃあ行こうぜ！！｣

『ん。』

切島｢どれがいいだろうなー？｣

『クッキーとか？』

切島｢アクアリウムクッキーってあるぜ！｣

『それにする？』

切島｢おう！これにする！｣

『⋯⋯切島、見て。』

切島｢ん？｣

『芦戸達いる。』

切島｢え"っ！？｣

少し離れた場所に見えるのは芦戸、麗日、葉隠。

そして上鳴、瀬呂、峰田、緑谷、轟の計八人。

『切島バレるのやだ？』

切島｢別に俺はヤじゃねーよ？｣

『なら普通にしてていっか。』

切島｢まあ手離しとけば俺が誘ったって誤魔化せるしな。上鳴達には俺の片想いだって思われてっから。｣

『そうなの？』

切島｢おう。だからすげぇグイグイいく奴みてぇになってんの。｣

『確かに付き合ってるの知らなかったらそう見える。』

切島｢実際は付き合ってんのになー。｣

『言うタイミング逃しちゃったから言うに言えない。』

切島｢言ったら言ったで峰田に邪魔されそうだしな。｣

『あと内緒にしてるのドキドキして楽しい。』

切島｢んだそれ可愛い。｣