漢気恋愛【切島鋭児郎】 (ページ6)

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切島｢前の席めっちゃ空いてる！あそこ座ろうぜ！｣

『うん。』

切島に手を引かれて最前列に連れて行かれる。

｢なあ、あの子めっちゃ可愛くね？｣

｢それ思った。でも隣の奴絶対彼氏じゃん。｣

｢⋯なんか二人とも見た事あんだよなぁ。｣

｢声掛けてみる？ワンチャン有名人。｣

｢ワンチャンな。｣

｢あのー、すんません。｣

切島｢ん？はい！｣

｢やっぱ見た事ある！え、有名人だったりします？？｣

切島｢いや、有名人だなんてそんな！普通の学生ッス！｣

｢おかしいな⋯二人とも見た事あんのに、｣

『⋯体育祭？中継されてたし、』

｢あーー！！！｣

｢え、何、怖っ。｣

｢雄英のヒーロー科の！！そうだ、切島鋭児郎くん！！！｣

｢雄英生！？マジ！？｣

｢あ、じゃあ彼女さんって相葉ちゃん！？｣

｢マジか！！ファンです！！｣

｢二人の写真撮ってもいいっすか！？｣

切島｢俺たちの写真っすか？｣

｢はい！｣

切島｢俺はいいけど、咲は？｣

『別にいいよ。』

｢あざす！！じゃあいきますね、はい、チーズ！！｣

｢二人とも顔面強っ！｣

｢これインスタあげちゃっても大丈夫っすか？｣

切島｢はい！｣

｢うわぁー、ありがとうございます！！DMで送りますね！！｣

『ん。』