漢気恋愛【切島鋭児郎】 (ページ13)

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切島｢⋯は？｣

『ていうか付き合ってるし。』

上鳴｢⋯マジで言ってる？｣

切島｢⋯なんで、｣

『切島言いたそうだったから。』

切島｢いや、言いたかったけど⋯咲嫌だったんじゃ、｣

上鳴｢待って、ちょっと待って。｣

芦戸｢付き合ってたの⋯？？｣

上鳴｢いつから？｣

机に乗り上げそうな勢いで聞いてくる二人。

『入学して一週間ぐらい。』

芦戸｢どっちから？？｣

切島｢⋯⋯俺から。｣

上鳴｢どこまでいった？？｣

切島｢⋯キス、｣

葉隠｢きゃーー♡♡｣

切島｢悪い、一回抜ける。｣

切島に腕を引かれて店の外に出る。

切島｢⋯⋯⋯⋯バレるの、嫌じゃなかったのか？｣

『嫌じゃないよ。』

切島｢⋯⋯なんで、｣

『⋯切島。』

切島｢⋯⋯⋯咲、｣

『好き』

切島｢⋯俺も、好き、｣

『私は切島だけしか見てないから、なんて言うの⋯』

切島｢⋯咲、｣

『だから⋯⋯うん。私には切島だけだよ、』

切島｢⋯⋯好きだ。｣

『知ってる。私も好き。』

切島｢う"ん、｣

『泣いてる？』

切島｢だっでぇ⋯⋯｣

『好きだよ。大好き。』

切島｢⋯知らながっだ、｣

『じゃあ知って。切島大好き。』