お願い ページ13
それから数日後、つわりと戦いながら何とか仕事をしていると、何やら職員室の外が騒がしい。
悟「だ〜か〜ら〜、Aの為なんだって！頼むよ七海〜。体術だけでいいからさ〜」
悠「ナナミンお願い！この前少し稽古つけてくれた時、すごい強かったし！ナ・ナ・ミーン！」
七「虎杖くん、君は五条さんの影響を受けすぎです。そしてその呼び方やめてください。この前はたまたま任務がなかっただけです。それに私には教員は向いていません」
何となく話の内容が分かり、職員室から顔を覗かせる
『七海〜、大丈夫？』
七「ちょうどよかった。まずはご懐妊おめでとうございます。あなたの代わりに体術を学生に指導して欲しいと頼まれていたのですが、私には向いていません」
『ありがとう！・・七海、申し訳ないけど私からもお願いしたいな・・・七海はさ、自分が思ってるよりよっぽど教師向いてるよ。里桜高校の件でそう思った。それに、七海が1度体術やってくれた時、真希が久しぶりに燃えてて、七海は強かったって嬉しそうに話してたの。あの子たちの為にも手が空いてる時だけでいいからさ、お願いできないかな・・・？』
七海はじっと私の顔を見たあと、諦めたようにふーっと息を吐いた
七「分かりました・・ただし、1級術師は人手不足。Aさんが抜ければそれは顕著です。五条さんが個人的に冥さんを雇うなど対応はしっかりして下さい」
『ありがとう！ほら、やっぱり優しいじゃん』
そのやり取りを見ていた悟と悠仁は・・・
悠「先生、本当にナナミンってA先生のこと好きだったんだね」
悟「そーうなのよぉ。もうそーいう目で見てはいないけど、何だかんだAに頼まれると断れないのが七海でさ〜」
悠「ナナミンとA先生かー。それはそれでお似合いな気もするけど」
悟「悠仁？」
悠「ごめん！うそうそうそ！！」
ヒソヒソ話しているはずなのに、丸聞こえ。
チラッと七海の方を見ると・・・
七「お子さん、顔はともかく性格は五条さんに似ないように育てて下さい」
『うん、夜蛾先生に全く同じこと言われたwww』
それからスっと七海に紙袋を渡される
中を見ると、ホッカイロとカフェインレスのコーヒーが。
七「まだ夜は冷えます。コーヒーはつわりが収まったら飲んでください」
『ありがとう♡やっぱ出来るね七海は。将来の奥さんは幸せものね！』
悟「七海〜、お前やっぱりまだAのこと・・・」
七「違います」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご(プロフ) - ここまで一気に見てしまいました！今まで見た夢小説の中で一番好きです！これからも頑張ってください☺️ (2022年1月11日 0時) (
レス) @page25 id: cce6ac9a8f (このIDを非表示/違反報告)
モフモフ(プロフ) - いつも楽しみに読ませていただいています！応援しています！ (2021年8月30日 9時) (レス) id: 61fca72727 (このIDを非表示/違反報告)
さきんちょ(プロフ) - アリスさん» 評価低いですねぇ・・・万人ウケするとは思っていませんが、応援コメントで頑張れます！ (2021年8月25日 16時) (レス) id: bea805e833 (このIDを非表示/違反報告)
さきんちょ(プロフ) - Makiさん» ありがとうございます！嬉しいです！ (2021年8月25日 16時) (レス) id: bea805e833 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 何故評価が低いんだ！！こんなにも素晴らしい作品なのに……応援してます！！更新は無理せずご自分のペースで頑張ってください！！（上から目線ですみません…） (2021年8月25日 6時) (レス) id: 1fd56812c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さきんちょ | 作成日時：2021年8月23日 14時
