検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:62,755 hit

46 ページ50

私が前を歩いて町まで向かう
ナオミさんが前だと後ろの私が何をするか怪しまれると思うし
何よりナオミさんを危険な目には合わせられない

ナオミさんは初対面の私に沢山質問をしてきて
フレンドリーな方だなーと思う
羨ましい、私そう簡単にいかないわ

「ここが私が行きたいところなんですが…いいでしょうか?」

ナオミ「ここですの?」

「ええ、お恥ずかしながら…」

来た場所は服屋
そこまでは恥ずかしさなく話せるが目的は服じゃない

「その、し、下着を…買いたくて」

私の台詞にポカンとし始める
やっぱり恥ずかしい、もうやだ穴があったら入りたい

ナオミ「全然いいですわ!私がいいものを選んで差し上げます!」

「え、えぇ!?」

強く手を引かれて店内の中を走る
私たちは真っ先に下着コーナーに入った
その後ナオミさんにあーだこーだと数時間迷った←
___
__
_

「有難う御座います…」

ナオミ「いいんですの!どれも似合いますわよ」

そう言ってにっこり笑って見せる
まさに妖艶な笑みでちょっと惚れた←
それから次はナオミさんの買い物の番だと張り切っていた

ナオミ「ここですわ」

「ほぉ…私もここはたまにきますよ、品揃えいいですよね」

ナオミ「分かります?」

フフフと笑って店内に入り籠を取る
私はナオミさんの持っている籠を取って指さすコーナー
食品コーナーに直行しお茶袋を探す

「普段はどんなものを?」

ナオミ「麦茶とかたまに気分で緑茶にする方もいますわよ」

「じゃあちょっと別のもの選んでみません?」

ナオミ「それもいいですわね!」

ちょっとだけお茶について語ってからほうじ茶と珍しく紅茶を買うという
後は乱歩さんのためにとお菓子を買うらしい
てかあの人仕事してるのかな←

ナオミさんはまだ見たいものがあると言って雑貨屋に向かって行った
その間に私は会計に向かって行き、会計が終わってからナオミさんを雑貨屋の前で待った
数分してナオミさんが帰ってきた

ナオミ「お待たせしましたわ!…て、買ってくださったの!?御免なさい!今お金…」

「いいですよ、今日くらい奢らせてください、帰りましょ?」

そこで何を思ったのかナオミさんは「キャー!」と言って後ろから抱き着かれる
私は倒れなかったがナオミさんに顔を向ける

「如何したんです?」

ナオミ「Aちゃん私より年下なのにかっこいいですわ!イケメン!」

「そんなことないですから!」

帰り道でそんなやり取りを繰り返して歩いた
ま…楽しかった

この小説の続きへ→←45



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:*憂鬱* x他1人 | 作成日時:2016年10月30日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。