44 ページ48
中也さんにお礼を言って部屋を出、走った
向かう場所は勿論…
バァンッ！！
「こんにちわー！鏡花ちゃんいますかー！」
国木田「静かに開けろォ！！」
2回目の探偵社
思い立ったらすぐ行動、鏡花ちゃんと買い物に行くために
だけど見渡してみるもそれらしき姿が見えない
「あれ…？」
谷崎「きょ、鏡花ちゃんなら敦君とお仕事行ったよ」
後ろから声がかかって無理向くと若干警戒じみている谷崎さんとその妹さん
谷崎さんがナオミさんを庇う様に立っていた
「そうですか…残念、いつ頃帰られるんです？」
谷崎「分かんないなぁ」
そう聞いて分かりやすくがっかりする私
残念極まりない、鏡花ちゃんとはあって間もないから仲良くしたいのに
ナオミ「用事ってなんですの？」
「鏡花ちゃんを買い物に誘おうと思いまして、昨日家が燃やされて生活に必要なものがないんです」
太宰「何で家が燃えたんだい？」
「」
太宰「悲しいな」←
太宰さんは無視して
ナオミさんと谷崎さんはそれを聞いて驚いている様子だ
いないなら仕方がないので帰ろうと思ったが突如肩に手が添えられる
ナオミ「良かったら私と行きません？」
谷崎「ちょっ、ナオミ！」
兄の心配の声さえ無視して私に「ね！」と言って微笑む彼女
私も普通の一般人ならこんな感じだったのかなぁ
「ですがお兄様がご心配されていますし、何より私はマフィアで敵同士…」
ナオミ「今日はプライベートなのでしょう？」
「そうですけど…」
ナオミ「ならいいじゃない！それとも…嫌でしたか？」
「い、いえ！そんなことは…」
ナオミさんの哀しそうな顔を見て咄嗟に否定する
それを見てナオミさんはキョトンとした後に思い切り抱きしめてきた
「へっ！？」
ナオミ「やぁ〜ん！可愛いですわ！妹にほしい！」
谷崎「ちょっ、」
ナオミさんの長い髪が手にかかり、私も反射的に抱きしめ返す
ナオミさんの体は細かった
「細い…」
ナオミ「Aちゃんも細いですわよ」
そう言ってお腹周りを撫で繰り回される
触り方がいやらしいなこの子←
「…」
太宰「その子は元からそんな子だよ」
「探偵社の人にまで手を出したりしてないでしょうね」
太宰「出してない、本当だよ」
手をひらひらさせて見せる
私は鋭く睨んで太宰さんから首を背ける
「国木田さん」
国木田「何だ小娘」
「太宰さんのお守り頑張ってください」←
国木田「誰がこんな奴のお守りなど…」
太宰「そうだよAちゃん！寧ろ国木田君のおｍ((
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊憂鬱＊ x他1人 | 作成日時：2016年10月30日 16時
