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目が覚めるとそこは医務室
私は見慣れた風景に安堵を漏らし体を起こした
周りには誰もおらず、声を出すことなく医務室を出た

外は見るからに暗く、腕時計を見ると8時だった

「寝すぎたなァ…」

頭を掻きながら上着を着なおし、出口に向かった

?「おい」

「うわっ、焦ったぁ〜中原さんじゃないですか」

中原「俺じゃ悪いかよ」

「そんなことはないですよ」

笑顔で返答したのに何故かため息をつかれる
え、酷くない?傷ついたんスけど←

中原「お前所属はなくても俺の部下なんだから帰るときは声かけろよ」

「あ、忘れてました…すいません」

中原「いいけどよォ…」

中原さんは私を上から下までじっくりと見る
それから再度ため息をついて呆れた表情をした

中原「いくら家が近いからと言ってその恰好でガキ同然のお前が夜中に外歩いててどーすんだよ」

どうやら身の心配をしてくれてるらしい
私は少しそれが嬉しく、緩んだ頬で言葉を発する

「全然大丈夫ですよ、元が影薄いですし色気もないので!」

中原「色気がないんだったら色仕掛けなんかしねェよ」

「」←何も言い返せない

中原「発言には気を付けろよ」

「はい…」

中原「…とりあえず送るわ」

「仕事(((中原「今日はあがりだ」…お願いします」

そういうと中原さんは分かりやすく表情を明るくさせ「待ってろ」と言って事務室に向かう
その背中を見送ってから私は出口で待つことにした

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作者名:*憂鬱* x他1人 | 作成日時:2016年10月30日 16時

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