自【文豪ストレイドッグス】 (ページ14)

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樋口「ここで死んで頂きます」

樋口さんが発砲を始めた
探偵社の人員は一人…妹？が撃たれたことに気を取られている
馬鹿だなァ、そこはすでに戦場だろう、そんなところに女を連れてくるなんて

「あ、樋口さん怯んだ」

拳銃を向けていた男にガン飛ばされて怯えちゃったのかな？
…そんなんじゃここマフィアでは生きていけないだろうに

樋口「あっ…が…！」

首を絞められ苦しそうな樋口さん
あーあ、…なんか樋口さんにも失望しちゃったかも
そんな中黒い影が一つ

芥川「…」

「思ったより早いですね」

芥川さんは樋口さんを打ち、敦君に向き直る
敦君もビビりながらも芥川さんに向かって行った
あ、足持っていかれた、痛そう

「！？再生した！？」

先ほど切った足がすぐさま再生紙、虎となって芥川さんに襲い掛かった
芥川さん、笑ってる…戦闘狂で危険人物化するのも頷ける
敦君は何回も切り裂かれるが再生能力で攻撃を仕掛け直す

「激戦だねぇ…」

激しい戦闘が続く中、ふとある人影がその仲裁に入る
その人の効果である『人間失格』で2人の異能を無効化した
そしてそれと同時に

「っ！！！！？？？？」

その人と目が合った
背中から体全体にかけて悪寒が走り両腕で自分を抱く
冷や汗で服の中が気持ち悪い

その人は芥川さんと話しえ押した後、私なんか知らなかったかのように路地裏から消えた

私の体があの人を拒否しているのがわかる
それがなんとも矛盾だと自分で理解している頭は正常に働くことを放棄した