無情 69 ページ31
霧野side
俺は嬉しかった。
何が嬉しいって、黒崎があんなに笑ったのは初めて見た
優衣に感謝だ。
昨日、少しだけど黒崎の瞳に光が戻った気がした。
綺麗な水色の瞳。ここまで俺と一緒―――(笑)
俺の水色とはまた違うような････深いけど奥が見えない
凄くきれいで見とれてしまう。
なんて事を考えて今は黒崎の家の前。
片手に携帯をいじりながら黒崎を待っている。
まだ他校の女子が俺の周りを虫のようにうろつくのだ。
マジきもいわー((
ｶﾞﾁｬ
ドアが開いた。
霧野「黒崎！おはよっ！」
笑顔で挨拶をかましてみたが、駄目だ。
貴方「･･･」
何処か安定していない足取りでフラフラしている。
目の下には隅ができていて、髪の毛もボサボサ。
俺は「何か」を察した。
霧野「黒崎、どうした？」
真剣な目で黒崎を見つめる。
一瞬ビクっとした様子だったが、すぐ俯いて
貴方「････遅刻するわよ」
とだけ呟いていつもの裏通りへ。
俺、嫌われるようなことしたっけ―――
黒崎は俺に歩調を合わせてくれていた。
嫌われているのか、嫌われていないのか･･･
霧野「････ぁ」
「私さ･････霧野の事嫌いじゃないよ」
ふいに、昨日黒崎に言われたことを思い出した。
俺は
霧野「黒崎」
黒崎の前で止まって
霧野「話してくれ。何があったんだ？」
貴方「････だ、だから･･･何もッ」
ｻﾗｯ
黒崎の前髪を上げる。
綺麗な額には紫色の痣。
霧野「何もって事はないだろ―――？話してくれないか」
貴方「――――(ｺｸﾘ」
ただ黙って、黒崎はうなずいてくれた。
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春雨(プロフ) - 悠愛＠いちごみるく*さん» レスが遅くなってごめんなさい！蘭ちゃんhoooo！！！！← (2013年3月24日 17時) (
レス) id: 46a032973b (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - 麗さん» 本当ですか!?とても嬉しいです!!!!続編でもよろしくお願いします！ (2013年3月24日 17時) (レス) id: 46a032973b (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - 流水の舞姫アクアさん» うぁ…（つд；*)そんな風に言ってくれて本当に嬉しいです…マジでじんわり来ました!!!!読んでくれる方々がいる限り私は小説を続けます!!!!頑張ります!!!!(〃ω〃) (2013年3月23日 12時) (レス) id: 46a032973b (このIDを非表示/違反報告)
春雨(プロフ) - ありがとうございます( ; ゜Д゜)面白いﾃﾞｽｶ!?本当に嬉しいです!!頑張ります(*´∀｀) (2013年3月23日 12時) (レス) id: 46a032973b (このIDを非表示/違反報告)
白麗カレン(プロフ) - 凍闇。さん» はじめまして！！白麗カレンです！！この作品、とってもおもしろいです!!更新するの楽しみにしてます!!これからもガンバって下さい!! (2013年3月22日 19時) (レス) id: 30148f9a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春雨 | 作成日時：2013年1月28日 20時
