The invisible story 2 (ページ35)

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第79話ページ35

フロイドside

フロイド「ジェイドぉ～もう返さなきゃダメ？」

ジェイド「えぇ、そうですね

そろそろ僕達がラウンジの時間ですし」

フロイド「もーちょっと可愛がってたい

ねぇアズール、ラウンジサボって良い？」

アズール「良い訳ないでしょう

真面目に働きなさい」

フロイド「ちぇ～っ」

もーちょい遊んでたいんだけど

ほっぺぷにぷにしてるし髪サラサラだしどこ触っても大体気持ち良い

お化粧してるから肌がツヤツヤかはあまり分からないけど、化粧がそこまで濃くないし多分メイクしなくたって良いんじゃないかって思う

素顔も見たいなぁ

あとこの細っこい身体俺が抱いてやりたい

キスもしたいし色々弄って顔が変化するかどうかとか試したい

俺に翻弄されてよ

俺に絆されてよ

眠ってるA君にそんな思いを抱いて、俺は名残惜しいなと思いながら手を離す

まぁ良いよね

俺はいかイエスが聞けるまで追い回してやる気満々だし

それに返事もらったらどこまでも俺のペースで突っ走るつもりでいるし

だってそのための返事だもんね？

好きにして良いよって、そういう意味で普通ははいとかイエスって答えるでしょ？

早く好きにさせてよ

俺まだやりたい事いっぱい溢れてるんだし

フロイド「じゃあ俺がポムフィオーレに返して来ようかな」

ジェイド「いえ、今後のためにも僕が運びますよ、フロイド」

フロイド「…？今後のためって何？」

ジェイド「いえ、ヴィルさんからの信頼を獲得してさえおけばこちらも動きやすいでしょう？

寮長公認でのお付き合いでしたらこちらにとっても利益なのではないかと」

フロイド「あ、なるほどね～

俺そーいう説得苦手だからジェイドにお願いする～」

俺そーやってジェイドにベタちゃん先輩との色々任せる事にして、また明日からA君に手出す日々送っていっぱい翻弄してやろって楽しみに思ってた