The invisible story 2 (ページ3)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:48,077 hit

第47話ページ3

サバ「…それ使ってまずはサルファー止めてやってたんだよ

そこで俺の自分なりの話をしてて…」

いや、オリオン君まで元凶悪か

だから話が収集つかなくなったのか

もはや誰が悪いって、誰もが同じレベルで悪いからもう何も突っ込めないと思って思考を放棄していく

スカラ「…まぁ冷静に考えれば負傷してる奴殴るっておかしいんだよな…

俺がオリオンの事信頼してるなら、お前ら守るためにも余計な事しなけりゃ良かったな」

いや、君そこで反省してるんかい

ここで全然後悔もしてなければ反省もしてないと言われた方がまだ清々しいってものだけど

でもまぁ落ち着きがなくなっておかしくなる事ってあるよね

分かるには分かる

でもその、もっとどうにかならなかったの？

全体的に

『…僕は自分を花にしてあげるっていうか…

自分を守るために、自分の中から植物を生やすユニーク魔法だよ

ただし傷口から限定ね』

ハーツ「傷口から植物を生やす！？

お前、それ普段自分で自分傷付けてるって事かよ」

いや、まぁそうだよ

そうしないと普通に怪我なんてしないでしょ

でもそれが生まれた原因が、所謂自虐的な行為から生まれてるってのも否めないから、何も言えない

『…自分で自分を傷付けないと傷口は生まれないから…

普段刃物とか傷付けられそうな尖ってる物とかは持ち歩いているかな』

スカラ「…お前、一番この中で危険人物じゃね？」

いや、君が言うな

君の言いたい事は分かるけど、君の「それ」は人によって即死にも瀕死にもなるんでしょ？

ていうかその2択も少しおかしいでしょ

瀕死と即死に大して違いないじゃないの

どこまでも殺す気満々じゃん

こんなのと僕普段一緒にいるのか

ディア「…とにかく、もう二度と喧嘩はやめよう

互いのためにならない」

サバ「だな」

皆はそれに従って「喧嘩は良くないよな」「俺らが喧嘩すると地獄が始まるぜ」とか言って笑い始めた

僕はなんか色々とそうじゃないんだよとかなんか皆少しずつずれておかしな事になってるんだよなぁとか思いながらも、まぁもう突っ込んでも仕方ないしこれで良いやとどこか諦めた気持ちで流す事にしていた