第250話 ページ8
ルシファーは俺らに構わず黒い球体を浴びせたり、赤い剣をジータ達に向けて投げかけたりしてきた
俺はそれらを剣で受け止め、時にジータ達やユリアに守られながらルシファーへ近付こうと足を進めていた
俺はそうしながら、ルシファーのコアを破壊する方法を考えていた
シグルドの時と同様、ルシファーは心臓近くにコアを持っている
だからコアだけを破壊しないと、ルシファーの命を奪ってしまう
それは、嫌だ
だからコアだけを破壊したい−−−−
そしてある事を思い付く
もし、ルシファーが自我を失っていなければ
もし、シグルドに対して罪の意識を抱いているのであれば−−−−
『ジータ、それに皆…
俺が合図をしたら俺から離れて何もしないでくれ』
ジータ「え…どういう事?」
『いいから…
俺が「ジータ」って呼んだら、決して何もするな
俺を守る事も、剣を使ってルシファーを止める事も、決して何もせず、ただその場で止まって待っていてくれ
…頼む』
ジータ「…?うん、分かった…」
そう言っていたその時、ルシファーは俺たちに向かって再び攻撃を仕掛けようとした
そして−−−−
『…ジータ、頼む…!!』
そういうとジータ達は足を止め俺から離れていった
俺はそこから一気に駆け出し−−−−
ジータ「−−−−!!何してるの!?
輝さぁぁぁぁん!!」
笑みを浮かべながら、ルシファーの剣を制する事なく、「わざと」その剣に当たりに行った
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ユウ(プロフ) - あんこさん» あんこ様、最後までお読みいただきありがとうございます!ファーさんがキャラ崩壊してる感が否めませんがお楽しみいただけましたなら幸いです。拙い文にもかかわらずお読みいただき、またコメントまでいただき本当にありがとうございました! (2020年7月30日 19時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 今更ながら一気に読ませていただきました。設定が作り込まれていたりと、とても面白かったです。 (2020年7月21日 0時) (レス) id: 895fb63929 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - のあ´ω`)ノさん» なんと…最後まで読んでいただき、ありがとうございます!分かりづらい話だったと思いますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
のあ´ω`)ノ(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても面白かったし、通知が来る度に画面に飛びつくぐらいこの小説の更新が楽しみでした。面白い作品ありがとうございます! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 4ad0e9371b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2020年3月8日 2時