過去編24 ページ39
少しすると、周りから声が聞こえてきた
それは隣国の生き残りの兵士のようであり、それらは俺を見るなり「シグルド様から離れろ」と剣を突きつけてきた
兵士「お前、何したか分かっているのか！？
このような事、極刑に値するぞ！」
ルシファー「…」
俺は何も言わず、ただそこに立ち尽くしていた
兵士「我らの話を聞けぬのか！？
我らと共に隣国へ赴け！
そして王から裁きを受けよ！」
だが俺はそれを聞かず、シグルドの胸に刺さる槍を取り出し、その兵士達に向け振りかざした
そして戦える星晶獣達を使役し、隣国の兵士達で俺が戦犯と分かっていたものは全て排除した
そして奴らを島から突き落とし、赤き地平のどん底へ送り込んだ
全て終わったところで、俺はシグルドの亡骸を求めて戻ったが−−−−
ルシファー「！？
何処へ行った…？」
いたはずのシグルドは何処にもおらず、その場にはシグルドの血だけが残っていた
ルシファー「…どういうことだ？
なぜシグルドは…？何処に…？」
それに疑問を覚えていたが、ややあって周りの研究員が目を覚ましていき、荒れた研究所を見て「何があったか」と問うてきた
ルシファー「星晶獣のコアが暴走し、他の星晶獣を傷つけた
少々荒れてしまったな…管理が杜撰だった件については始末書を書く、すまなかったな」
俺がそれだけ言うと周りはそれを訝しみつつ、「あなたがそうおっしゃるなら…」と言って戻って行った
だが研究所は半壊しており、「これは中心拠点をこちらでなくあちらにした方が良いですね」という研究所長の一言で、少ししたらこの拠点はメインの拠点ではなくなることになった
俺も離れるよう言われ、やがて拠点を移した
そしてその数日後、ついにルシフェルが誕生した
ルシフェル「−−−−」
誕生したばかりのそれは、しばらく目を瞑っていたが、やがて目を開け、俺を見つめた
…この瞬間を、シグルドにも見せたかった
…叶うのなら、いつかまた見せてやりたい−−−−
そう思い、俺はシグルドを手に入れるための方法、そしてかの憎き王を倒す計画を考え始めた
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ユウ(プロフ) - あんこさん» あんこ様、最後までお読みいただきありがとうございます！ファーさんがキャラ崩壊してる感が否めませんがお楽しみいただけましたなら幸いです。拙い文にもかかわらずお読みいただき、またコメントまでいただき本当にありがとうございました！ (2020年7月30日 19時) (
レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 今更ながら一気に読ませていただきました。設定が作り込まれていたりと、とても面白かったです。 (2020年7月21日 0時) (レス) id: 895fb63929 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - のあ´ω`)ﾉさん» なんと…最後まで読んでいただき、ありがとうございます！分かりづらい話だったと思いますが、楽しんでいただけたようで嬉しいです！ (2020年3月8日 3時) (レス) id: 9d1d0ddeab (このIDを非表示/違反報告)
のあ´ω`)ﾉ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とても面白かったし、通知が来る度に画面に飛びつくぐらいこの小説の更新が楽しみでした。面白い作品ありがとうございます！ (2020年3月8日 3時) (レス) id: 4ad0e9371b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2020年3月8日 2時
